2014/04/11 (金)
- 「言葉の正体」
- 穂村 弘
- 歌人
- 人々の思考と発想を暗黙のうちに縛り付ける「言葉」。独自の距離をもって世界を観察し、人の心に突き刺さる短歌を詠む穂村氏が、既成概念から解き放たれた自由な表現を語る。
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2014/04/14 (月)
- 「FIFAマスターで考えた日本サッカーの未来地図」
- 宮本 恒靖
- 元サッカー日本代表主将
- FIFAワールドカップを2か月後に控え、サッカーへの注目は高まっている。サッカーの専門職大学院FIFAマスターを修了し、視野を広げた宮本氏がサッカーと日本の未来を展望する。
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2014/04/18 (金)
- 「ビッグデータ時代のマーケティング戦略」
- 井上 哲浩
- 慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授
- いまやブームとなりつつある「ビッグデータ」活用。バズワードの匂いも立ち籠める言葉に惑わされないことが大切だ。マーケティングサイエンスの専門家井上教授が勘どころを説く。
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2014/05/14 (水)
- 「国と地方を分ける意味~分権はなぜ必要か~」
- 橋本 大二郎
- 前高知県知事
慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 特別招聘教授
- 手嶋 龍一
- 慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授
外交ジャーナリスト・作家
- 亜熱帯から亜寒帯まで気候も風土も多様な日本は、中央集権型よりも地方が財源と権限を持ち自らの知恵と努力と責任で将来を決める分権型が理想ではないか。橋本氏と手嶋氏が「地域自立型の国づくり」について議論を交わす。
※対談形式の講演です。
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2014/05/16 (金)
- 「エルピーダの戦いを振り返って」
- 坂本 幸雄
- WIN CONSULTANT株式会社 社長
元エルピーダメモリ(株)社長
- 日本唯一のDRAMメーカー、エルピーダ社の設立と蹉跌は産業再生・企業再建に関わるこの国の抱える諸問題を露呈させたといわれる。当時の社長として会社存続の為に最後まで奔走した坂本氏がその経過と舞台裏、秘めた胸の内を語る。
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2014/05/20 (火)
- 「40歳からの会社に頼らない働き方」
- 柳川 範之
- 東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授
- 世界の経済構造の変化と寿命の高齢化で働き方を見直す時代がやってきた。かねてより40歳代での学び・働き直し、それに伴う若年・女性の雇用機会創出を提唱してきた柳川教授が、組織に頼らず長く元気に働き続ける為の方策を説く。
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2014/05/22 (木)
- 「ユーザーイノベーション:消費者からはじまるモノ作りの未来」
- 小川 進
- 神戸大学大学院経営学研究科 教授
- 古くて新しいテーマ「ユーザーイノベーション」、プロダクトアウトの発想を捨て、消費者の叡智を取り込むモノ作りのために何が必要なのか。10年以上このテーマを追いかけてきた第一人者小川教授が豊富な事例をもとに解き明かす。
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2014/05/28 (水)
- 「お金に換算できない価値が眠るところ」
- 藻谷 浩介
- 株式会社日本総合研究所 調査部主席研究員
- 廃材での自家発電で年1億の電気代が浮き売電益がでた。少し発想を変えて里山の資源を活用すれば地域経済が活性化し人も集まる。日本の全市町村をくまなく回った藻谷氏ならではの視点で里山に活路を見出せば末来への希望と元気が涌く。
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2014/06/05 (木)
- 「マウスが教えてくれた幸せな生き方論」
- 新見 正則
- 帝京大学医学部外科 准教授
- マウスに椿姫を聴かせると移植心臓が平均の5倍程度長持ちするという実験でイグ・ノーベル賞受賞。臨床医として血管・漢方外来等を担当しトライアスロンもこなす八面六臂の新見准教授が、医療と健康についてユーモア溢れる90分を展開する。
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2014/06/06 (金)
- 「深海の怪魔 ダイオウイカを追いかけて」
- 窪寺 恒己
- 国立科学博物館標本資料センター コレクションディレクター
- 20mにもなるマッコウクジラとダイオウイカの闘い。深海のロマンを追及し様々な成果を発信してきた窪寺氏が遂に水深630m付近でおとりにとびかかるダイオウイカの生態を捉えた。成功率1%以下というプロジェクト達成の真実に迫る。
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2014/06/11 (水)
- 「いまこそ経営に哲学を!」
- 菊澤 研宗
- 慶應義塾大学商学部 教授
利益や株主価値の追究を目的とする米国型の経営の何が、どう間違いなのか。2012年より2年間UCバークレー校で研究を行った菊澤教授が、米国経営学の現状と問題を解説し経済合理性と人間主義を統合する経営哲学の重要性を説く。
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2014/06/20 (金)
- 「民意のリテラシーにむけて―「世論の輿論化」を考える」
- 佐藤 卓己
- 京都大学大学院教育学研究科 准教授
- かつて輿論(公的意見)が世論(世間の気分)という言葉に同化した時代と言語空間が我々にもたらした過去の失敗を振り返ろう。その上で、知識と意見に基づいた健全な民意を形成するメディアリテラシーの必要性を考えてみたい。
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2014/07/04 (金)
- 「組織と個人の見えざる約束」
- 服部 泰宏
- 横浜国立大学大学院国際社会科学研究院 准教授
- 口頭の約束や暗黙の了解など日常に溢れる"心理的契約"。文書化してない終身雇用もその一例だが90年以降のグローバル化、雇用形態や待遇の変化は組織と個人の"約束"にどう影響してきたのか、服部准教授が経営学的見解を解説する。
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2014/07/11 (金)
- 「シンプルな仕組みが会社を変え、人を育てる」
- 松井 忠三
- 株式会社良品計画 代表取締役会長
- "2000ページのマニュアル"で38億円の赤字から6年後には1620億円の過去最高売上を達成。経験と勘の蓄積とムダの徹底排除、努力を成果に反映する仕組み作りで組織変革に成功し無印良品を復活に導いた松井会長が経営と人材育成を語る。
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2014/07/25 (金)
- 「日本のものづくりは「夜明け前」か」
- 藤本 隆宏
- 東京大学大学院経済学研究科 教授
東京大学ものづくり経営研究センター長
- ものづくり研究の第一人者藤本教授。徹頭徹尾現場に寄り添う実践研究の成果を踏まえ、日本の現場がもつ競争力に太鼓判を押す氏が、長い逆風の時代を乗り越えて、夜明け前を迎えようとしている日本のものづくりにエールを贈る。
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