夕学五十講

講演履歴(2018年度 前期)

2018/04/12 (木)
横田 南嶺
「人生を照らす禅の言葉」
横田 南嶺
臨済宗円覚寺派管長
苦しみ悩む人には心の支えになり、道に迷う人には生きる力を与えてくれる。長い歴史を経て伝えられた禅の教えは叡知に満ちている。一般家庭に生まれながらも幼少期から禅に心惹かれ、40代半ばで鎌倉を代表する古刹の管長に就任。禅語や仏典に精通する横田老師が古今の禅の言葉を分かりやすく解説する。
2018/04/17 (火)
池上 彰
「新しい世界の読み方」
池上 彰
ジャーナリスト
内向きなトランプのアメリカ、その一方でかつての帝国の復活をめざすかのように世界の要衝・中東での存在感を増しているロシアとトルコ、一帯一路でアジアからユーラシアまでを見据える中国。丹念な取材と分かりやすい解説が人気の池上氏が最新ニュースを基に刻々と変化する世界情勢を読み解く。
2018/04/20 (金)
有沢 正人
「100年企業の人事大改革~グローバル企業への飛躍に必要な人事制度とは~」
有沢 正人
カゴメ株式会社 常務執行役員CHO
トップのコミットメントなしに「人事改革」はできない。経営と心中するつもりで改革を迫ることが人事の役割であると喝破する有沢氏。さまざまな企業の人事改革に携わり、いまは百年以上の歴史を誇る老舗企業カゴメのCHOを務める人事のプロが、グローバル企業への飛躍に必要な人事制度を語る。
2018/04/25 (水)
内山 聖子
「失敗しないドラマ創り」
内山 聖子
テレビ朝日『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズ
ゼネラルプロデューサー
「私、失敗しないので」。ドラマのセリフとは裏腹に自身の人生は失敗だらけだと語る内山氏。だからこそ「ドクターX~外科医・大門未知子~」では”失敗しない”女と、”失敗しない”理由を描いたという。大ヒットドラマの企画から放送までを、裏話をまじえて楽しく語っていただく。
2018/04/26 (木)
羽生 善治 阿刀田 高
「AI時代の人間の行方」
羽生 善治
将棋棋士
阿刀田 高
作家
将棋プログラムがトップレベルの棋士を脅かし、シンギュラリティが現実のものになろうとしている。国民栄誉賞を受賞した羽生氏は認知科学やAIにも造詣が深い。史上初の永世7冠を達成した天才棋士が読む近未来の人間像を、人間の機微を知る文壇の重鎮・阿刀田氏はどう受け止めるのかを楽しみたい。
※本講演は羽生氏の講演60分・対談60分(質疑応答15分含む)の構成です。 
2018/05/08 (火)
石川 善樹
「人生100年時代のセルフマネジメントとは何か?」
石川 善樹
予防医学研究者
株式会社Campus for H 共同創業者
東大医学部、ハーバード大公衆衛生大学院を経た後、予防医学者として「人がよりよく生きるとは何か」をテーマに学際的研究と情報発信を行っている石川氏。人生100年時代を迎えたいま、個人の生き方、働き方がどのように変わっていくのか、セルフマネジメントという観点から熱く語る。
2018/05/09 (水)
落合 陽一
「超AI時代の生き方・働き方・考え方」
落合 陽一
筑波大学准教授・学長補佐
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 代表取締役社長
大学で研究と教育に携わり、芸術作品を生み出すアーティストでもあり、自分の企業も経営し大企業とともにイノベーション開発を手がける落合氏。そのすべてに影響を与えるのがAIに代表されるテクノロジーの革新だという。マルチな領域を通貫することでシナジーが生まれるという彼が語る「生き方・働き方・考え方」論に注目したい。
2018/05/17 (木)
岡田 誠
「チバニアンと地磁気逆転」
岡田 誠
茨城大学理学部理学科 教授
地球の地質年代で約77万年から12万6千年前の年代名称を「チバニアン」と名づけ候補申請したことで脚光を浴びた岡田氏。地質学から探る地球の歴史、特に地磁気逆転や氷期-間氷期の変化などをわかりやすく解説する。
2018/05/18 (金)
濱口 秀司
「イノベーションと日本人」
濱口 秀司
ビジネスデザイナー
monogoto CEO
USBフラッシュメモリをはじめ、生活を変える商品を世に送り出してきたイノベーションの鬼が考える日本人の特性とイノベーションとの関係性とは?これまでに700以上のプロジェクトで問題解決を図り、世界をフィールドに活躍する濱口氏が、悩める日本人と企業にエールを送る。
2018/05/25 (金)
秋山 仁
「今日からあなたはMathe-magician」
秋山 仁
東京理科大学 理数教育研究センター長・教授
日本を代表する数学者として世界の大学でも教鞭を執り、テレビやラジオなどの数学講座では、数学の有用性や魅力をわかりやすく伝えている秋山氏。コペルニクス的発想の転換で不可能を可能にする数学マジックを驚きと感動をもって語り尽くす90分。
2018/05/29 (火)
梅澤 高明
「TOKYOを世界に開く~ポスト2020を見すえた将来ビジョンNEXTOKYO~」
梅澤 高明
A.T. カーニー 日本法人会長
東京の持続的発展に向けた民間プロジェクト「NEXTOKYO Project」を主宰する梅澤氏。これからの東京の街づくりに最も重要な視点として、産業、文化、ライフスタイルの創造を掲げ、未来の国際都市TOKYOの姿を提言する。TOKYO2020の機会をイノベーションに繋げたい方は必見の講演。
2018/05/31 (木)
木村 尚敬
「これからのリーダーシップのあり方~ダークサイド・スキルを身につけろ~」
木村 尚敬
株式会社経営共創基盤(IGPI) パートナー
IGPI上海執行董事
経営環境が厳しくなり改革が必要とされても正論を振りかざすだけでは周囲との軋轢を生むだけだ。様々な企業の戦略策定と実行支援の現場に立ち会ってきた木村氏が、人や組織の心をつかみ真の改革を推し進める、これからの時代のリーダーに求められるヒューマンスキルを伝授する。
2018/06/05 (火)
山口 絵理子
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」
山口 絵理子
株式会社マザーハウス 代表取締役兼チーフデザイナー
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」を理念に掲げ、『途上国』の可能性を『モノづくり』をとおして生活者に届けるマザーハウスの創業者山口氏。アジアの国々で出会った素材と職人(技術)とともに歩んできた12年間について、今後の展望と共に語る。
※本講演は講演60分・質疑応答60分の構成に変更になりました(5/11更新) 
2018/06/06 (水)
茂木 健一郎 前野 隆司
「幸福学と脳科学の文脈で語り合う平成30年」
茂木 健一郎
脳科学者
ソニーコンピュータサイエンス研究所 シニアリサーチャー
前野 隆司
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授
研究が進んでもまだ謎の多い脳の世界。その特性やクセを研究し、学習法から悩み解決まで広い分野に応用し幅広い支持のある茂木氏。脳の認知機能を逆手にとった幸福学が大きな反響を呼んでいる前野教授。最新の知見も取り入れた各人の講演と対談、質疑応答と盛り沢山の中で自分のモヤモヤが吹き飛ぶ120分。
※本講演は対談を含む講演90分・質疑応答30分の構成です。
2018/06/12 (火)
楠木 新
「定年後を見据えた働き方改革」
楠木 新
人事・キャリアコンサルタント
神戸松蔭女子学院大学教授
「人生100年時代」といわれるなかでは、会社員という立場だけで一生を過ごせるわけではない。現役の時から定年後も視野に入れた生き方、働き方を考慮にいれる必要がある。会社に勤務のかたわら、「働く意味」「個人と組織」をテーマに取材を続けてきた楠木氏の体験的働き方論。
2018/06/21 (木)
飯間 浩明
「国語辞典から現代日本語が見えてくる」
飯間 浩明
国語辞典編纂者
『三省堂国語辞典』編集委員
30年前の我々には理解できなかった言葉が溢れる現代日本。辞書編纂者として活字や放送、ネットに街中などあらゆる場で用例を採集し、言葉と向き合う日々を過ごす飯間氏が、ITとグローバル化の進展で変化の加速度を増す言葉の世界と、そこから見えてくる日本語について観察的私論を展開する。
2018/06/28 (木)
本村 凌二
「教養としての世界史」
本村 凌二
東京大学名誉教授
ローマ帝国に流れ込む地中海世界の歴史は、人類にとって計り知れない意味を持つ。この歴史を基軸にして日本史を含んだ世界史を見渡し、現代を紐解き、未来の糧になる何かを見つけることができるはずだ。古代ローマ史研究の専門家本村氏が語る「世界史の読み方」を楽しみたい。
2018/06/29 (金)
西野 亮廣
「貯信時代のお金の作り方、使い方」
西野 亮廣
芸人・絵本作家
実力派漫才コンビと絵本作家の2足の草鞋を履く西野氏。クラウドファンディングで出版したベストセラー作品は著作権放棄で更に反響を呼んだ。信用を貯め目先の印税よりも大きなビジネスを呼び込む戦略や、リベンジ成人式で脚光を浴びたレターポットなど、新時代を感じさせる個性的なサービスとビジネスを語る。
2018/07/03 (火)
琴坂 将広
「テクノロジーが変えた経営戦略:進化を振り返り、未来を考える」
琴坂 将広
慶應義塾大学総合政策学部 准教授
理論としての経営戦略と、実学としての経営戦略の接続は、多くの経営者・戦略スタッフにとって積年の課題である。大学時代に3社を起業、大手外資コンサル勤務と海外留学を経て研究職に就いた琴坂氏が、経営戦略とは何かを多面的に解説し、それに関わる数々の理論体系の発展の系譜を読み解く。
2018/07/06 (金)
白井 さゆり
「東京五輪後の日本経済」
白井 さゆり
慶應義塾大学総合政策学部 教授
「中央銀行は、象牙の塔から抜け出しもっと国民と向き合うべきだ」自らの経験も踏まえて日銀の課題を語る白井氏。一見すると順調な景気拡大局面にある日本経済だが、東京五輪後の行く末には不透明感が漂う。アベノミクスの成果と後回しにされた政策課題を識別しながら日本経済の先行きを語る。
2018/07/12 (木)
スプツニ子!
「問いを立てるデザイン」
スプツニ子!
アーティスト
東京大学特任准教授
アーティストとして、テクノロジーによって変化していく人間の在り方や社会を反映させた映像インスタレーション作品を制作してきたスプツニ子!氏。デザインとITとメディアの結節領域で、未来を創り出す存在として注目される異才が、デザインを通じて社会に問題を提起する。
2018/07/19 (木)
橋爪 大三郎
「世界は四大文明でできている」
橋爪 大三郎
社会学者
東京工業大学名誉教授
1億人しかいない日本人が、74億人の世界の人びとのなかで、どうふるまえばいいのか。そのためには、世界の人びとの思考や行動様式を知らねばならない。それを知る最大の補助線が宗教である。宗教社会学の大家橋爪氏がグローバル化の時代の羅針盤として、四大宗教をベースにした四大文明を紐解く。
2018/07/20 (金)
水島 広子
「心の健康を保つ秘訣~対人関係療法入門~」
水島 広子
精神科医
対人関係療法専門クリニック院長
対人関係ストレスによるメンタル不全は、働く人々にとっても、雇用側にとっても大きな課題となっている。米国で開発され効果が実証されている対人関係療法とは?かつては国会議員としても活躍した精神科医の水島氏が心の健康を保つ秘訣を語る。
2018/07/24 (火)
飯田 泰之
「日本経済の近未来」
飯田 泰之
明治大学政治経済学部 准教授
これから確実に日本の人口は減る。しかし、少子高齢化=日本経済衰退ではなく過剰な悲観論は不要だ。迫りくる日本のピンチをビジネスチャンスとして活かすには?10年以上にわたり政府関連の研究や調査に関わり地域再生にも造詣の深い飯田准教授が、複数の切り口からビジネスへのヒントを提供する。
2018/07/27 (金)
山口 周
「経営におけるアートとサイエンスのリ・バランス」
山口 周
コーン・フェリー・ヘイグループ株式会社
シニア クライアント パートナー
株式会社ライプニッツ代表
現在の日本の企業経営は過度にサイエンスに偏っている。その結果、正しい情報収集、正しい分析を経て、誰もが同じような正解に至る「正解のコモディティ化」に陥っていると語る山口氏。この陥穽から抜け出すために、「アート」を経営に取り入れはじめた欧米企業の先進事例を紹介いただき、今後の方向性を考えたい。