講師紹介
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講師略歴
1965年、イギリス生まれ。オックスフォード大学「日本学」専攻。1992年にゴールドマン・サックス証券入社。日本の不良債権の実態を暴くリポートを発表し、注目を集める。1998年に同社managing director(取締役)、2006年にpartner(共同出資者)となるが、マネーゲームを達観するに至り、2007年に退社。
同社での活動中、1999年に裏千家に入門。日本の伝統文化に親しみ、2006年には茶名「宗真」を拝受する。
2009年、創立300年余りの国宝・重要文化財の補修を手掛ける小西美術工藝社に入社、取締役に就任。2010年に代表取締役会長、2011年に同会長兼社長に就任し、2014年より現職。
日本の伝統文化を守りつつ、旧習の縮図である伝統文化財をめぐる行政や業界の改革への提言を続けている。
講演内容
「日本の魅力~その活かし方と伝え方~」
ゴールドマン・サックスのパートナーから、国宝・重要文化財の補修を手掛ける三百年企業小西美術工藝社の社長に転じたアトキンソン氏。日本の伝統文化を守りつつ、行政・業界・社会の旧習に対する改革提言も積極的に行っています。「世界から見た日本」と「日本から見た世界」の両面を知るお立場から、世界に向けて日本の魅力をどう伝えていけばよいのかを伺いたいと思います。(夕学事務局筆)
主要著書
『銀行―不良債権からの脱却』日本経済新聞社、1994年『イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る』講談社(講談社+α新書)、2014年
『新・観光立国論』東洋経済新報社、2015年
『イギリス人アナリストだからわかった日本の「強み」「弱み」』講談社(講談社+α新書)、2015年
『国宝消滅』東洋経済新報社、2016年
『新・所得倍増論』東洋経済新報社、2016年
『日本再生は、生産性向上しかない!』飛鳥新社、2017年
『世界一訪れたい日本のつくりかた』東洋経済新報社、2017年
『新・生産性立国論』東洋経済新報社、2018年
『日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義』東洋経済新報社、2019年
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