講師紹介
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講師略歴
1984年3月 東京大学理学部物理学科卒業1989年3月 東京大学大学院理学系研究科物理学修了、理学博士
1989年 日本学術振興会特別研究員(PD)京都大学基礎物理学研究所(~1990年)
1989年5月 アメリカ・LosAlamos 国立研究所visiting fellow(~1989年8月)
1990年4月 神戸大学自然科学研究科助手(~1994年2月)
1994年3月 東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻助教授
1994年7月 オランダ・Utrecht 大学理論生物学・招聘研究員(~1994年8月)
1998年3月 フランス・Sony Computer Science 研究所・招聘研究員(~1998年9月)
2002年7月 スイス・EPFL(スイス工科大学)・特別招聘研究員(~2002年9月)
2008年 東京大学大学院総合文化研究科 広域科学専攻 広域システム科学系 教授
Twitter ID: alltbl
池上高志研究室: http://sacral.c.u-tokyo.ac.jp/
講演内容
「人工生命研究からみる未来のかたち」機械が生命性を獲得するのはいつか。機械が生命性を獲得することで、生命の進化は新たな局面を迎えるか。一見、抽象的でSF的にみえるこの問題に、アンドロイドやコンピュータの実験を用いて具体的に迫る時代がやってきた。今回はここ10年の研究でたどり着いた現在の生命の新しい形、それがもたらす未来のかたちについて議論したい。
参考文献として、『人間と機械のあいだ』(講談社、2016)と、『作って動かすALife』(オライリージャパン、2018)。
主要著書
『作って動かすALife ―実装を通した人工生命モデル理論入門』(共著)、オライリージャパン、2018年『これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講』(共著)、ディスカヴァー・トゥエンティワン 、2018年
『人間と機械のあいだ 心はどこにあるのか』(共著)、講談社、2016年
『人工知能とは』(共著)、近代科学社、2016年
『現れる存在―脳と身体と世界の再統合』(監訳)、エヌティティ出版 、2012年
『生命のサンドウィッチ理論』(共著)、講談社、2012年
『アーキテクチャとクラウド―情報による空間の変容』(共著)、millegraph、2010年
『動きが生命をつくる―生命と意識への構成論的アプローチ』青土社、2007年
『ゲーム―駆け引きの世界』(共著)、東京大学出版会、1999年
『複雑系の進化的シナリオ―生命の発展様式』(共著)、朝倉書店、1998年
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