講師紹介
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講師略歴
1970年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。
電通、ボストン・コンサルティング・グループ、A.T.カーニー等を経て、コーン・フェリー・ヘイグループ入社。
消費財、メディア、流通、情報通信等の業界に対し、事業戦略策定、マーケティング戦略策定等のコンサルティング経験を豊富に有する。
主な著書は『外資系コンサルのスライド作成術』(東洋経済新報社)『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(以上、光文社新書)など。
Blog :
Arts & Science https://artsandscience-kipling.blogspot.jp/
Leibniz! https://leibnizbooks.blogspot.jp/
Twitter ID :shu_yamaguchi
講演内容
「経営におけるアートとサイエンスのリ・バランス」論理思考や経営学のリテラシーが浸透した結果、世界中で「正解のコモディティ化」が発生している。正しく情報を集め、それを正しく分析した結果、誰もが同じような「正解」に至ったことで、過度な同質化が発生している。同質化の中で競争に勝とうと思えば、方法はより「安く」か、より「早く」しかない。その結果が「過労死」に代表される過重労働の問題に帰結している。経営におけるサイエンスとアートのバランスの重要性を訴えたのは経営学者のヘンリーミンツバーグだが、現在の日本企業の経営は過度に「サイエンス」に偏っており、その結果が前述した「正解のコモディティ化」という問題につながっている。本講演では、このような問題意識のもと、すでに「アート」を経営に取り入れはじめている欧米企業の取り組みも含め、今後の取り組みの方向性について述べたい。
「クロシングでの視聴はこちら」
※本講演は終了していますが、過去開催の「夕学講演会」約140本を、オンデマンド視聴可能な「クロシング(夕学アーカイブ)」より全編ご視聴いただけます。
(お申込み後、7日間無料体験いただけます。なお、ご視聴には会員情報登録(クレジットカード登録含む)及び初期設定が必要です。)
主要著書
『武器になる哲学』KADOKAWA、2018年『知的戦闘力を高める 独学の技法』ダイヤモンド社、2017年
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』光文社(光文社新書)、2017年
『トップ1%に上り詰めたいなら、20代は“残業”するな』PHP研究所、2016年
『外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント』大和書房、2016年
『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』KADOKAWA・中経出版、2015年
『外資系コンサルのスライド作成術〔作例集〕――実例から学ぶリアルテクニック』東洋経済新報社、2015年
『外資系コンサルの知的生産術――プロだけが知る「99の心得」』光文社、2015年
『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』光文社、2013年
『外資系コンサルのスライド作成術――図解表現23のテクニック』東洋経済新報社、2012年
『天職は寝て待て――新しい転職・就活・キャリア論』光文社、2012年
『グーグルに勝つ広告モデル――マスメディアは必要か』光文社、2008年 ※岡本一郎名義での著作
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