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「教養としての世界史」 歴史の専門家が専門外も含めて広く執筆したり語ることが少ない中で、狭義の歴史家だから見えてくる出来事があるはずです。 ローマ帝国に流れ込む地中海世界の歴史は、人類にとって計り知れない意味を持っています。この地中海世界の歴史を基軸にして日本史を含んだ世界史を見渡し、ローマ史の研究者としての「世界史の読み方」をお話したいと思います。そこから現代を紐解き、未来の糧になる何かを見つけていただければ幸いです。
『薄闇のローマ世界―嬰児遺棄と奴隷制』東京大学出版会、1993年 『ローマ人の愛と性』講談社(講談社現代新書)、1999年(2014年・講談社学術文庫 ※改題 『愛欲のローマ史―変貌する社会の底流』) 『馬の世界史』講談社(講談社現代新書)、2001年(2013年・中公文庫) 『多神教と一神教』岩波書店(岩波新書)、2005年 『興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国』講談社、2007年(2017年・講談社学術文庫) 『帝国を魅せる剣闘士―血と汗のローマ社会史』山川出版社、2011年 『古代ローマとの対話 「歴史感」のすすめ』岩波書店(岩波現代文庫)、2012年 『ローマ人に学ぶ』集英社(集英社新書)、2012年 『世界史の叡智 勇気、寛容、先見性の51人に学ぶ』中央公論新社(中公新書)、2013年 『世界史の叡智 悪役・名脇役篇 辣腕、無私、洞察力の51人に学ぶ』中央公論新社(中公新書)、2014年 『はじめて読む人のローマ史 1200年』祥伝社(祥伝社新書)、2014年 『ローマ帝国人物列伝』祥伝社(祥伝社新書)、2016年 『競馬の世界史 サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』中央公論新社(中公新書)、2016年 『教養としての「世界史」の読み方』PHP研究所、2016年 『裕次郎』講談社、2017年 『教養としての「ローマ史」の読み方』PHP研究所、2018年 <共著> 『世界の歴史 5 ギリシアとローマ』(共著)、中央公論新社、1997年(2010年・中公文庫) 『古代地中海世界の歴史』(共著)、NHK出版、2004年(2012年・ちくま学芸文庫) 『国家の盛衰―3000年の歴史に学ぶ』(共著)、祥伝社(祥伝社新書)、2014年 『「穴場」の喪失』(共著)、祥伝社(祥伝社新書)、2017年 『集中講義!ギリシア・ローマ』(共著)、筑摩書房(ちくま新書)、2017年 『日本の崩壊』(共著)、祥伝社(祥伝社新書)、2018年7月1日刊行予定 <共編著> 『西洋古代史研究入門』(共編著)、東京大学出版会、1997年 『歴史の文法』(共編著)、東京大学出版会、1997年 『ラテン語碑文で楽しむ古代ローマ』(共編著)、研究社、2011年 『ローマ帝国と地中海文明を歩く』(共編著)、講談社、2013年
『教養としての「世界史」の読み方』本村凌二著、PHP研究所、2016年 『教養としての「ローマ史」の読み方』本村凌二著、PHP研究所、2018年
本村凌二公式サイト: http://motomuraryoji.jp
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