講師紹介
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講師略歴
1953年 京都市生まれ1976年 京都大学工学部高分子化学科卒業(西島安則研究室)
帝人(株)入社、ポリエステルの重合関連業務に従事
1987年 三井銀行(現: 三井住友銀行)に入社
M&A関連業務に従事し、クラウンリーシング、大倉商事の破産資産事業譲渡等成約に携わる
1998年 ユニゾン・キャピタル(株)共同設立し代表取締役、東ハトのプレパッケージ民事再生、キリウ非上場化等に携わる
2004年 GCA(株)共同設立し代表取締役、04年ワールドの非上場化、06年阪急阪神統合等のアドバイザリー業務に携わる
2007年 インテグラル(株)共同設立し代表取締役(現任)
2015年 スカイマーク(株)代表取締役会長(現任)
1994年 ニューヨーク大学大学院ビジネススクール(STERN)(M.B.A.修得:ファイナンス専攻)
1999年 東京工業大学大学院社会理工学研究科博士後期課程修了、博士(学術)、経営工学専攻(古川浩一研究室)
2004年 一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授、2005年同教授(現任)
2010年 京都大学経営管理大学院客員教授(現任)
経済産業省の「MBO研究会」「プレパッケージ検討委員会」「企業価値研究会」「ファンド事例研究会」「ファンド協議会」。金融庁の「公開買付制度等WG」。国土交通省の「空港インフラの規制のあり方に関する研究会」。東京証券取引所の「種類株式の上場制度整備に向けた実務者懇談会」。東京都の「国際金融都市・東京のあり方懇談会」の各委員等。
事業再生実務家協会(常務理事)。
講演内容
「新生スカイマークと企業再生」2015年1月28日にスカイマークの民事再生の申し立てを行い、2月5日に開始決定、8月5日の債権者集会にて、インテグラルが50.1%、ANAが16.5%、UDS(政策投資銀行と三井住友銀行の折半出資ファンド)が33.4%出資の再生計画が承認され、新生スカイマークがスタートした。人事評価体制、処遇制度等を抜本的に改定するとともに、安全第一を堅持し、定時性の向上を図り、高い搭乗率を続け、2016年上半期では最も低い欠航率も達成した。制服も一新し、ネスレ等他社とのコラボや、タイガースジェット就航など、新たなものにも積極的に取組んでいる。安全、定時出発率と顧客満足度日本一を目指す新生スカイマークの状況とあるべき企業再生について考えてみたいと思う。
「クロシングでの視聴はこちら」
※本講演は終了していますが、過去開催の「夕学講演会」約140本を、オンデマンド視聴可能な「クロシング(夕学アーカイブ)」より全編ご視聴いただけます。
(お申込み後、7日間無料体験いただけます。なお、ご視聴には会員情報登録(クレジットカード登録含む)及び初期設定が必要です。)
主要著書
『生涯現役論』(共著)、新潮社(新潮新書)、2017年『MBAチャレンジ 金融・財務 一橋大学大学院国際企業戦略研究科金融戦略・経営財務コース』(共著)、中央経済社、2017年
『リーダーの危機突破力』(編著)、日本経済新聞出版社、2011年
『社長の値打ち』(編著)、日本経済新聞出版社、2010年
『バイアウト』(共著)、日本経済新聞出版社、2009年
『社長の器』(編著)、日本経済新聞出版社、2008年
『新会社法で変わる敵対的買収』(共著)、東洋経済新報社、2005年
『企業防衛法務と戦略―敵対的買収に備えて』(共著)、民事法研究会、2005年
『再生・再編事例集3』(共著)、商事法務、2004年
『プレパッケージ型事業再生』(共著)、商事法務、2004年 他著書多数。
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