夕学五十講

講師紹介

渡部 潤一
わたなべ じゅんいち
講演日 2016/11/02 (水)
自然科学研究機構 国立天文台 副台長・教授

講師略歴

1960年 福島県会津若松市生まれ
1983年 東京大学理学部天文学科卒業
1987年 東京大学大学院理学系研究科天文学専門課程博士課程中退
1987年 東京大学東京天文台助手
1988年 国立天文台光学赤外線天文学研究系助手
同年3月 東京大学理学博士 論文の題は 「The rotational motion of comet P/Halley and its activity(ハレー彗星の自転とその活動)」
1991年 ハワイ大学天文学研究所客員研究員、すばる望遠鏡建設の一翼を担う
1994年 国立天文台広報普及室を立ち上げ、初代の広報室長に就任
1998年 国立天文台天文情報公開センター助教授
2006年 国立天文台天文情報公開センター長
2010年 国立天文台教授・総合研究大学院大学教授
2012年 国立天文台副台長(総務担当)、現在に至る

研究内容:太陽系の中の小さな天体(彗星、小惑星、流星など)の観測的研究。
太陽系天体の研究の傍ら、最新の天文学の成果を講演、執筆などを通して広報普及活動に尽力。
国際天文学連合では、惑星定義委員として、準惑星という新しいカテゴリーを誕生させ、冥王星をその座に据えた。

国立天文台(NAOJ)ウェブサイト http://www.nao.ac.jp/

講演内容

「宇宙生命は存在するか~天文学からのアプローチ~」

地球以外に生命は果たして存在するのでしょうか? 科学者のみならず、一般の人にも興味のある、この問いの答えに迫る方法はいくつかありますが、現在、天文学や惑星科学の側面から、いくつかの努力が続けられています。今回は、いくつかの視点で、天文学からのアプローチがどのようになされ、どのような答えが得られているのか、あるいはどこまでわかっているのかについて紹介します。


主要著書

(単著)
図説 新・天体カタログ 銀河系内編』立風書房、1994年
巨大彗星が木星に激突するとき P/Shoemaker-Levy 9;1993e』誠文堂新光社、1994年
彗星の木星衝突を追って P/Shoemaker-Levy 9;1993e』誠文堂新光社、1995年
彗星、地球へ大接近! C/Hyakutake 1996B2』誠文堂新光社、1996年
ヘール・ボップ彗星がやってくる』誠文堂新光社、1997年
しし座流星雨がやってくる』誠文堂新光社、1998年
星空を歩く―巨大望遠鏡が見た宇宙』講談社(講談社現代新書)、2000年
新しい太陽系―新書で入門』新潮社(新潮新書)、2007年
ガリレオがひらいた宇宙のとびら』旬報社、2008年
夜空からはじまる天文学入門―素朴な疑問で開く宇宙のとびら』化学同人(DOJIN選書)、2009年
天体写真でひもとく宇宙のふしぎ』ソフトバンククリエイティブ(サイエンス・アイ新書)、2009年
宇宙・銀河系外』大日本図書、2012年
恒星・銀河系内』大日本図書、2012年
天体観測入門』大日本図書、2012年
面白いほど宇宙がわかる15の言の葉』小学館(小学館101新書)、2012年
巨大彗星―アイソン彗星がやってくる』誠文堂新光社、2013年

(共著)
みんなで見ようガリレオの宇宙』(共著)、岩波書店(岩波ジュニア新書)、1996年
星と宇宙の通になる本』(共著)、オーエス出版、1999年
星の地図館』(共著)、小学館、1999年
星と星座』(共著)、小学館(小学館の図鑑NEO)、2003年
太陽系の果てを探る―第十番惑星は存在するか』(共著)、東京大学出版会、2004年
太陽系のふしぎ―こんなことが知りたかった』(共著)、ニュートンプレス(ニュートンムック)、2004年
銀河宇宙のふしぎ―こんなことが知りたかった』(共著)、ニュートンプレス(ニュートンムック)、2004年
星の地図館 Star Atlas New Edition』(共著)、小学館、2005年
大彗星、現る。』(共著)、ベストセラーズ、2013年
思惟する天文学―宇宙の公案を解く』(共著)、新日本出版社、2013年
最新 惑星入門』(共著)、朝日新聞出版(朝日新書)、2016年


推薦図書

宇宙生命論』海部宣男、星元紀、丸山茂徳(共編)、東京大学出版会、2015年
生命の星の条件を探る』阿部豊著、文藝春秋、2015年
アストロバイオロジー―地球外生命体の可能性』山岸明彦著、丸善出版、2016年
五〇億年の孤独―宇宙に生命を探す天文学者たち』リー・ビリングズ著、松井信彦(訳)、早川書房、2016年


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