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講師紹介

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梶田 隆章

講演日 2016/05/20 (金)

梶田 隆章
カジタ タカアキ

東京大学特別栄誉教授
宇宙線研究所長

講師略歴

1959年生まれ。埼玉県東松山市出身。
1981年、埼玉大学理学部物理学科卒業。
東京大学大学院で小柴昌俊・東大特別栄誉教授(2002年ノーベル物理学賞受賞)の研究室に入る。
1983年、東京大学大学院理学系研究科物理学専門課程修士課程修了。
1986年、東京大学大学院理学系研究科物理学専門課程博士課程修了。
「Search for nucleon decays into anti-neutrino plus mesons(反ニュートリノと中間子への核子崩壊の探索)」で理学博士(東京大学、1986年)。
東京大学宇宙線研究所助教授などを経て、1999年 東京大学宇宙線研究所附属宇宙ニュートリノ観測情報融合センター長(~2016年3月)、東京大学宇宙線研究所教授。
2007年、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構主任研究員を兼務。
2008年から東京大学宇宙線研究所長。

専門はニュートリノ研究。ニュートリノ振動の発見により、2015年にアーサー・B・マクドナルド氏と共にノーベル物理学賞を受賞した。

受賞歴
 1988年 朝日賞(「神岡観測グループ(代表者:小柴昌俊)」として)
 1989年 ブルーノ・ロッシ賞(米国)(「カミオカンデ実験チーム」として)
 1999年 朝日賞(「スーパーカミオカンデ観測グループ(代表者:戸塚洋二)」として)
 1999年 第45回仁科記念賞
 2002年 パノフスキー賞(米国)(小柴昌俊氏・戸塚洋二氏との共同受賞)
 2010年 第1回戸塚洋二賞
 2012年 日本学士院賞
 2013年 ユリウス・ヴェス賞
 2015年 基礎物理学ブレークスルー賞(米国)
 2015年 ノーベル物理学賞

写真: 東京大学宇宙線研究所提供

講演内容

「ニュートリノ研究の30年」

岐阜県神岡で行われてきたカミオカンデ、スーパーカミオカンデ実験を紹介し
そこで行われているニュートリノ研究を概説します。
それを通して基礎科学研究の一端を知ってもらえればと考えています。

主要著書

ニュートリノで探る宇宙と素粒子』平凡社、2015年
増補新版 地底から宇宙をさぐる―ニュートリノ質量が発見されるまで』(共著)、岩波書店、2016年

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