講師紹介
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講師略歴
1970年生まれ。1993年慶應義塾大学文学部人間関係学科社会学専攻卒業。
1995年慶應義塾大学法学研究科政治学専攻修士課程修了。
1998年慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学。博士(法学/2001年)。
1998年帝京大学文学部社会学科専任講師。
2004年9月~2005年2月、ミシガン大学政治学部訪問研究員、2005年3月~8月、カリフォルニア大学サンディエゴ校IR/PS訪問研究員。
2009年東洋大学社会学部社会心理学科准教授。
2010年東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻准教授。
2016年から慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科准教授。
専攻は政治学。
委員歴
日本政治学会 理事 (2010-)
日本政治学会 査読委員長 (2014-)
日本選挙学会 理事 (2010-)
日本選挙学会 年報編集委員長 (2013-2014)
公共選択学会 理事 (2009-)
公共選択学会 選挙管理委員長 (2011)
日本学術会議 連携会員 (2012-)
内閣府「地方分権改革有識者会議」 議員 (2013-)
総務省「第31次地方制度調査会」 委員 (2014-)
総務省「地方議会に関する研究会」 委員 (2014-2015)
総務省「21世紀地方自治制度研究会」 委員 (2010-2011)
総務省「住民訴訟に関する検討会」 委員 (2012)
国家公務員採用2種試験(行政) 試験専門委員 (2004)
講演内容
「日本の民主主義の『理想』と『現実』」今年予定される国政選挙では、何を注目すべきでしょうか。各国で民主主義は「デフォルト」の体制となっていますが、その課題も顕著となっています。日本の選挙を通して、検討すべき争点、政党間対立軸、有権者のあり方を考えます。特に、国際比較分析や実験的研究等に基づく政治学の知見を紹介します。これまで薄々「こういうことかな?」と思われていたことについて、「やっぱりそうだったか!」と膝を打っていただければと思います。
主要著書
Yusaku Horiuchi, Kosuke Imai, Naoko Taniguchi. “Designing and Analyzing Randomized Experiments: Application to a Japanese Election Survey Experiment”, American Journal of Political Science, Vol. 51, No. 3, pp. 669-687, Jul. 2007.『現代日本の投票行動』慶應義塾大学出版会、2005年
「中小政党の連立政権参加と有権者の投票行動」『選挙研究』第17号、2002年
「市民参加のジレンマ」『選挙研究』第15号、2000 年など。
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