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「経済学的思考法」 私たちの意思決定は、直感的判断と論理的思考の両方でなされています。算数・数学教育には、直感で判断しては間違ってしまうことを理解させ、論理的に考える癖をつけさせるという役割があります。経済学的思考法を身につけるということも、同じ意味があるのです。私たち人間が誰でももっている直感による判断は正しい場合もあるけれど、現代社会における経済取引や経済的意思決定では望ましくない場合も多いのです。経済学的思考法を身につけると、直感的判断が正しいかどうかを自分でチェックできるようになるのです。
『スタディガイド入門マクロ経済学』日本評論社、1989年(2007年・第5版) 『労働経済学入門』日本経済新聞社(日経文庫)、1998年 『経済政策とマクロ経済学――改革への新しい提言』(共著)、日本経済新聞社、1999年 『雇用問題を考える――格差拡大と日本的雇用制度』大阪大学出版会、2001年 『経済学的思考のセンス――お金がない人を助けるには』中央公論新社(中公新書)、2005年 『日本の不平等――格差社会の幻想と未来』日本経済新聞社、2005年 『格差と希望――誰が損をしているか?』筑摩書房、2008年 『競争と公平感 市場経済の本当のメリット』中央公論新社(中公新書)、2010年 『脳の中の経済学』(共著)、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2012年 『経済学のセンスを磨く』日本経済新聞出版社(日経プレミアシリーズ)、2015年
『経済学のセンスを磨く』大竹文雄著、日本経済新聞出版社(日経プレミアシリーズ)、2015年
http://www.iser.osaka-u.ac.jp/~ohtake/ 大竹文雄のホームページ
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