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講師紹介

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翁 百合

講演日 2002/10/29 (火)

翁 百合
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日本総合研究所 主席研究員

講師略歴

1982年慶應義塾大学経済学部卒業
1984年同 大学大学院経営管理研究科 修士課程修了
1984年日本銀行入行
1992年日本総合研究所副主任研究員
1994年同 主任研究員
2000年同 主席研究員 現在に至る

この間2001年に慶應義塾大学大学院特別招聘教授を兼任

現在特殊法人等改革推進本部参与
国債市場懇談会委員
金融審議会臨時委員 等

講演内容

「わが国金融システムの課題~ペイオフ解禁延期論を巡って~」

現在のわが国金融システムは、不良債権問題が依然として深刻である。こうした中で、本年4月から定期性預金の金額保護がはずれるという形で薄氷を踏むようなペイオフ解禁が始まった。そもそもペイオフ解禁は何を意図して導入されようとしたのか、実際その後の状況はどうなのか、全面解禁するための課題は何なのか。アメリカでの実際の破綻処理動向も紹介しながら、わが国金融システムの構造的問題と課題について考える。

主要著書


  • 『銀行経営と信用秩序』東洋経済新報社、1993年

  • 『情報開示と日本の金融システム』東洋経済新報社、1998年

  • 『金融の未来学』筑摩書房(ちくま新書)、2002年

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