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講師紹介

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田中 浩也

講演日 2015/06/11 (木)

田中 浩也
タナカ ヒロヤ

慶應義塾大学環境情報学部 准教授

講師略歴

1975年札幌生まれ。
京都大学総合人間学部卒業、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(社会基盤工学)。
東京大学生産技術研究所助手などを経て、
2005年慶應義塾大学環境情報学部専任講師、2008年同准教授。
2010年米マサチューセッツ工科大学(MIT)建築学科客員研究員。

専門分野は、3Dとネットワークを結びつけた創造性支援。
新しいものづくりの世界的ネットワークであるファブラボの日本における発起人であり、2011年
に鎌倉市に「ファブラボ鎌倉」を開設した。

総務省「ファブ社会の展望に関する検討会」「ファブ社会の基盤設計に関する検討会」座長。
経済産業省「新ものづくり検討会」「新ものづくりネットワーク構築支援事業」委員等。

講演内容

「ウェブ社会からファブ社会へ」

3Dプリンタに代表されるデジタル・ファブリケーション機器の出現、発展は、宇宙開発から
福祉医療などの産業界での利用だけでなく、多様な個人が自ら行うパーソナルなものづく
り、世界中の人たちとの情報交換によるソーシャルなものづくりの可能性を拓いた。近未来
に予想される「ファブ社会」の実現に向けて、ものづくりの環境、製造・消費の仕組み、教育文
化、法制度などの変革と課題について考えてみる。

主要著書

「もの」はどのようにつくられているのか?―プロダクトデザインのプロセス辞典』(監訳)、
 オライリージャパン、2014年
SFを実現する 3Dプリンタの想像力』講談社(講談社現代新書)、2014年
クリエイティブリユース―廃材と循環するモノ・コト・ヒト』(共著)、Millegraph、2013年
FABに何が可能か 「つくりながら生きる」21世紀の野生の思考』(共著)、フィルムアート社、
 2013年
オープンデザイン―参加と共創から生まれる「つくりかたの未来」』(監訳)、オライリージャパン、
 2013年
実践FAB プロジェクトノート 3Dプリンターやレーザーカッターをつかったデジタルファブリ
 ケーションのアイディア40
』(共著)、グラフィック社、2013年
x-DESIGN 未来をプロトタイピングするために』(共編著)、慶應義塾大学出版会、2013年
Fab―パーソナルコンピュータからパーソナルファブリケーションへ』(監修)、
 オライリージャパン、2012年
FabLife―デジタルファブリケーションから生まれる「つくりかたの未来」』オライリージャパン、
 2012年
設計の設計 <建築・空間・情報>制作の方法』(共著)、INAX出版、2011年
いきるためのメディア―知覚・環境・社会の改編に向けて』(共著)、春秋社、2010年
アルゴリズミック・アーキテクチュア』(監訳)、彰国社、2010年
『SITE ZERO/ZERO SITE(No.2)』(共編著)、メディア・デザイン研究所、2008年
『10+1 No.48 特集=アルゴリズム的思考と建築』(共編著)、INAX出版、2007年
『10+1 No.42 特集=グラウンディング 地図を描く身体』(共編著)、INAX出版、2006年
ハイパーサーフェスのデザインと技術 やわらかな時代の建築に向けて』(共編著)、彰国社、
 2005年
『10+1 Series 都市/建築 フィールドワークメソッド』INAX出版(新書)、2002年

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