夕学五十講

講師紹介

千住 博
せんじゅ ひろし
講演日 2015/06/09 (火)
画家・京都造形芸術大学教授

講師略歴

1958年 東京都生まれ
1982年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
1984年 東京藝術大学大学院修士課程修了、修了制作藝大買上
1987年 東京藝術大学大学院博士課程修了、修了制作東大買上
1989年 個展「ジ・エンド・オブ・ドリーム」(マンリー市立美術館、シドニー、オーストラリア)
1990年 「収蔵作品による近代日本画の歩み展」(神奈川県立近代美術館)
1993年 ニューヨークの美術誌「ギャラリーガイド」の表紙に選出される
      個展「Flatwater」(マックスウェルデビッドソンギャラリー、ニューヨーク、アメリカ)
1994年 個展「千住博1980-1994展」(山中湖高村美術館)
      「星のふる夜に」に対し第4回けんぶち絵本大賞受賞
1995年 個展「千住博展」(台北市美術館、台北、台湾)
      第46回ヴェネツィアビエンナーレ (ヴェネツィア、イタリア) にて名誉賞受賞、東洋人として
      史上初
1996年 個展「千住博 Waterfalls & Glasses」展(彫刻の森美術館)
1998年 広島市現代美術館収蔵「八月の空と雲」に対し紺綬褒章受賞
2000年 「両洋の眼展/21世紀の絵画」出品作品「ライフ」に対し河北倫明賞受賞
2002年 「ニューウェイオブティー」展(ジャパンソサエティー、アジアソサエティー、ニューヨーク)
      第13回MOA岡田茂吉賞大賞受賞
      「水墨の香り」展(ソウル国立現代美術館、ソウル、韓国)
2003年 「大徳寺聚光院の襖絵」展(東京国立博物館)
      「絵画の現在」展(新潟県立万代島美術館)
      「現代『日本画』の精華」展(熊本市現代美術館)
      「現代の日本画‐その冒険者たち」(岡崎市美術博物館)
      グランドハイアット東京「ウォーターフォール」壁画制作
2004年 東京国際空港第2旅客ターミナルのアートディレクション担当
2005年 ミラノサローネ「レクサス・Lフィネス」(ミラノ、イタリア)
      個展「大徳寺聚光院別院襖絵七十七枚の全て」展(福岡アジア美術館)
2006年 第6回光州ビエンナーレ(光州、韓国)
      ジャガー・ルクルト「レベルソ」誕生75周年特別限定モデルの文字盤をデザイン
      「直島スタンダード2」展(ベネッセアートサイト直島)
      個展「千住博」展(山種美術館)
2007年 「山種美術館所蔵名品展」(富山県立近代美術館)
      「松風荘」襖絵完成(フィラデルフィア、アメリカ)
      「百柱をたてる−空即是色・千住博」(松本市立美術館)
      個展「Haruka Naru Aoi Hikari」 (サンダラムタゴールギャラリー、ニューヨーク、アメリカ)
2008年 「液晶絵画」展(三重県立美術館、国立国際美術館、東京都写真美術館を巡回)
      赤坂サカス赤坂Bizタワー陶板壁画「四季樹木図」制作
      東京メトロ副都心線・新宿三丁目駅陶板壁画「ウォーターフォール」制作
2009年 家プロジェクト「石橋」母屋「空の庭」完成(ベネッセアートサイト直島、香川)
      個展「New Light from a Far」(サンダラムタゴールギャラリー、ロスアンジェルス、アメリカ)
      個展「Out of Nature」(サンダラムタゴールギャラリー、香港、中国)
2010年 「20世紀美術への招待状」展(岐阜県立美術館)
      「佐久市立近代美術館名品展」(高崎市タワー美術館)
      「千住博 青の世界 —東山魁夷からの響き—」展(香川県立東山魁夷せとうち美術館)
      瀬戸内国際芸術祭
      APEC JAPAN 2010の会場構成を担当
      東京国際空港新国際線ターミナルのアートディレクション担当
2011年 JR博多駅のアートディレクション担当
      軽井沢千住博美術館開館
       「水・火・大地 創造の源をもとめて」展(熊本市現代美術館)
      「第5回成都ビエンナーレ」(成都、中国)
      「Vision of Nature, Lost and Found, in Asian Contemporary Art」(香港アートセンター、香港)
      グッチ創設90周年を記念する金閣寺方丈でのアーカイブ展「時の贈りもの」を監修
2012年 個展「CLIFFS」(サンダラムタゴールギャラリー、ニューヨーク、アメリカ)
      OUBセンター(シンガポール) 壁画完成
      「日本舞踊×オーケストラ-伝統の競演-」の舞台美術を担当(東京文化会館)
2013年 オペラ「KAMIKAZE」の舞台美術を担当(東京文化会館)
      回向院障壁画完成
      大正大学さざえ堂アートディレクション担当
      KITTE開業記念アートプロジェクト「想い桜」を監修
      個展「Day Falls/Night Falls」(サンダラムタゴールギャラリー、香港)
      個展「千住博が描く源氏物語展‐平安王朝の空を見つめて‐」(佐川美術館)
      瀬戸内国際芸術祭
      「プレリュード」(花柳壽輔、坂東玉三郎主演)の舞台美術を担当(東京文化会館)
2014年 オペラ「夕鶴」の舞台美術を担当
2015年 個展「Day Falls/Night Falls」(サンダラムタゴールギャラリー、シンガポール)
      JR女川駅・駅舎タイル壁画制作(設計:坂茂)
      グリマーニ宮殿にて「Frontiers Re-imagined」展出品(ベネチア、イタリア)

2007年~2013年京都造形芸術大学学長、現在京都造形芸術大学教授。同大学付属康耀堂
美術館館長。京都造形芸術大学・東北芸術工科大学共同教育機構「藝術学舎」学舎長。
ヴァン・クリーフ&アーペル芸術学校(レコール)マスターズコミッティー委員。
公益財団法人徳川ミュージアム相談役。

撮影者:大森 直

講演内容

「日本の美、世界の美」

日本の美は世界の美にどのような影響を与えたのか、浮世絵と印象派の関係を中心に、
スライドを見ながら考えてみたいと思います。私たちの足もとの伝統のある文化に改めて
誇りを感じるきっかけになればと思います。世界が日本に求めているのは、新興のクール
ジャパンなのか、それともこれらのいわゆるクラシックジャパンなのか。私たち一人一人が
しっかりとした自分の考えを持つことが必要な時が来ていると思います。


主要著書

千住博-水の音』(画集)小学館、2002年
千住博の滝』(画集)求龍堂、2007年
千住博の滝以外』(画集)求龍堂、2007年

美は時を超える』日本放送出版協会、2003年
絵を描く悦び-千住博の美術の授業』光文社(光文社新書)、2004年
美は時を超える-千住博の美術の授業2』光文社(光文社新書)、2004年
原寸美術館(日本編)』小学館、2006年
ルノワールは無邪気に微笑む』朝日新聞出版(朝日新書)、2006年
美術の核心』文藝春秋(文春新書)、2008年
「美」を生きる』世界文化社、2008年
絵が教えてくれたこと』講談社(講談社+α文庫)、2010年
わたしが芸術について語るなら』ポプラ社、2011年
NYアトリエ日記』時事通信社、2011年
日本画を描く悦び』光文社(光文社新書)、2013年
芸術とは何か-千住博が答える147の質問』祥伝社(祥伝社新書)、2014年
名画は語る』キノブックス、2015年


推薦図書

名画は語る』千住博著、キノブックス、2015年


推薦サイト

http://www.hiroshisenju.com/ Hiroshi Senju studio
http://www.senju-museum.jp/ 軽井沢千住博美術館