講師紹介
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講師略歴
1980年、横浜市生まれ。2003年東京大学法学部卒業。2003年、東京大学大学院法学政治学研究科助手(憲法学専攻)を経て、
2006年、首都大学東京法学系准教授。
専攻は憲法学。
研究テーマは、平等原則、憲法訴訟論、政教分離原則など。
講演内容
「憲法論の急所」今回の講座では、集団的自衛権に関する政府解釈の変更の問題を掘り下げます。
そもそも、集団的自衛権とは、どのような権限なのか。憲法はそれについてどのように
扱っているのか。それをめぐる7・1閣議決定とは、何だったのか。そして、そもそも憲法
解釈とはどのような営みなのか。こうした問題を、技術としての法学という視角から、理
論的に検討して行こうと思います。
この問題を冷静に、じっくりと考えたい方に、ぜひ聞いていただきたいと思います。
■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 現代日本の論点 ―
・12/2(火) 谷口 智彦氏 「日本外交はどこへ―"発信力"の貧しさは克服できるか」
主要著書
『平等なき平等条項論―equal protection条項と憲法14条1項』東京大学出版会、2008年『憲法学の現代的論点(第2版)』(共著)、有斐閣、2009年
『講座 人権論の再定位3 人権論の射程』(共著)、法律文化社、2010年
『憲法の急所―権利論を組み立てる』羽鳥書店、2011年
『キヨミズ准教授の法学入門』星海社(星海社新書)、2012年
『憲法の創造力』NHK出版(NHK出版新書)、2013年
『憲法学再入門 』有斐閣(法学教室library)、2014年
『テレビが伝えない憲法の話』PHP研究所(PHP新書)、2014年
『未完の憲法』(奥平康弘氏との共著)、潮出版社、2014年
『「学問」はこんなにおもしろい!』星海社(星海社新書)、2014年
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