夕学五十講

講師紹介

上田 正仁
うえだ まさひと
講演日 2014/07/08 (火)
東京大学大学院理学系研究科 教授

講師略歴

1963年 大阪市生まれ
1986年 東京大学理学部物理学科卒業
1988年 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修士課程 修了
1991年 博士(理学)取得(東京大学)
1988年 日本電信電話株式会社基礎研究所研究員
1992年 東京大学物性研究所嘱託研究員 (日本電信電話株式会社基礎研究所と兼務)
1994年 広島大学工学部第二類電子物性大講座助教授
2000年 東京工業大学大学院理工学研究科物性物理学専攻教授
2008年 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻教授

専門は冷却原子を用いた気体のボース・アインシュタイン凝縮の理論的研究、および量子
情報・量子測定・情報熱力学。

主な受賞
2002年 (財)松尾学術振興財団 松尾学術賞
2007年 文部科学省 文部科学大臣表彰科学技術賞研究部門
2008年 (財)仁科記念財団 仁科記念賞
2009年 日本学術振興会 日本学術振興会賞
2011年 米国物理学会 Outstanding referee award

講演内容

「考える力の鍛え方」

抜群の成績で大学に合格する人、大学に入って伸びる人、社会で頭角を現す人、人生の各
段階で優秀層がガラッと入れ替わるのはなぜか。そもそも考える力や創造力は天賦のもの
なのか。実は、考える力は意識的な努力の積み重ねによってシステマティックに向上させる
ことができるものです。そして、そのような努力ができるかできないかが社会で頭角を現す人
とそうでない人の差となるのです。資源のない日本が将来にわたって豊さを維持するために
は、国民一人一人の考える力を鍛えることがますます大切になってくると思います。このこと
について参加者の皆さんと対話を通じて考えてみたいと思います。


■ この講演にご関心をお持ちの方へ

  知性は鍛えないと身につかない!
  ・7/29(火)  阿刀田 高氏 「知的創造の作法」


主要著書

東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方 想定外の時代を生き抜くためのヒント
 ブックマン社、2013年
現代量子物理学 基礎と応用』培風館、2004年
『Fundamentals and New Frontiers of Bose-Einstein Condensation』World Scientific、2010年