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講師紹介

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手嶋 龍一

講演日 2014/05/14 (水)

手嶋 龍一
テシマ リュウイチ

慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授
外交ジャーナリスト・作家

講師略歴

9.11同時多発テロ事件に際しては、NHKワシントン支局長として11日間にわたる24時間
連続放送を担い、その冷静で的確な分析は視聴者の圧倒的な支持を得た。
2013年12月、動乱の東アジアをめぐる佐藤優氏との対論『知の武装~救国のインテリジェ
ンス~』(新潮新書)を上梓。
21世紀、日本の針路を考える必読書との評価を呼んでいる。
9月に発表した『宰相のインテリジェンス~9.11から3.11へ~』では、2001年同時多発テロ
事件から、2011年福島第一原発事故までの十年間を検証し、日米両国のリーダーシップ
の有りようを描いた。

2005年にNHKから独立し、翌年発表した『ウルトラ・ダラー』(新潮社)は、33万部のベスト
セラーに。
「日々のニュースが物語の出来事を追いかけている」と反響を呼び、冷戦後の日本に初め
て登場した「インテリジェンス小説」と評された。
2010年春、小説『スギハラ・ダラ―』(新潮社)を上梓。世界を震撼させた幾多の国際金融
事件と、第二次大戦中に日本人外交官杉原千畝が発給した「命のビザ」で生き延びたスギ
ハラ・サバイバルをつなぐ驚愕のインテリジェンス小説として版を重ねている。

ノンフィクションでは、世界の29都市に生起する情報戦を綴ったルポルタージュ『インテリジェ
ンスの賢者たち』(『ライオンと蜘蛛の巣』改題、新潮文庫)に続き、環境問題を外交の重要
テーマとして論じた『武器なき“環境”戦争』(池上彰氏との対論、角川SSC新書)』を著す。
情報小国ニッポンの覚醒を促した『インテリジェンス 武器なき戦争』(佐藤優氏との対論、
幻冬舎新書)や『動乱のインテリジェンス』(佐藤優氏との対論、新潮社)、バラク・オバマ米
大統領をはじめ国際政局の最前線で活躍する29人の素顔に迫った『葡萄酒か、さもなくば
銃弾を』(講談社)などの著作も多くの読者を得ている。

1990年代初めには、NHKワシントン特派員として冷戦の終焉に立ち会い、『たそがれ行く日
米同盟~ニッポンFSXを撃て~』を上梓。
綿密な取材と冷徹な分析がノンフィクション界に論争を巻き起こした。
続いて、湾岸戦争時の日本外交の迷走ぶりを衝いた『外交敗戦~130億ドルは砂漠に消え
た』(いずれも新潮文庫)を発表。
これらの著作を通じて、早くから日米同盟の空洞化を予見し、警告を発してきた。
日本外交や安全保障を題材にしたこれらのノンフィクション作品は、若い世代にも読み継が
れ、ロングセラーとなっている。

こうした業績が認められ、1994年、ハーバード大学の国際問題研究所にフェローとして招聘
された。
黒衣の国際政治学者と呼ばれたカトリック神父、ブライアン・ヘア教授をはじめ、『文明の衝
突』の著者サミュエル・ハンティントン教授、国防次官補を務めたジョセフ・ナイ教授、さらには
リベラル派の代表的論客スタンレー・ホフマン教授らの指導を受ける。

現在は、慶應義塾大学大学院教授としてインテリジェンス論を担当し、外交・安全保障を中
心に後進の指導にも積極的に取り組んでいる。

講演内容

「国と地方を分ける意味~分権はなぜ必要か~」

◎対談のお相手 橋本大二郎氏の講師紹介


■ この講演にご関心をお持ちの方へ

日本の未来は地方にあり
・5/28(水) 藻谷 浩介氏 「お金に換算できない価値が眠るところ」

主要著書

中ソ国境 国際政治の空白地帯』(共著)、日本放送出版協会、1986年
『ニッポンFSXを撃て』新潮社、1991年
(2006年・新潮文庫『たそがれゆく日米同盟 ニッポンFSXを撃て』/改題書)
『一九九一年日本(にっぽん)の敗北』新潮社、1993年
(2006年・新潮文庫『外交敗戦 130億ドルは砂に消えた』/改題書)
ウルトラ・ダラー』新潮社、2006年(2007年・新潮文庫)
『ライオンと蜘蛛の巣』幻冬舎、2006年
(2010年・新潮文庫『インテリジェンスの賢者たち』/改題書)
インテリジェンス武器なき戦争』(共著)、幻冬舎(幻冬舎新書)、2006年
葡萄酒か、さもなくば銃弾を』講談社、2008年
『スギハラ・ダラー』新潮社、2010年
(2012年・新潮文庫『スギハラ・サバイバル』/改題書)
武器なき“環境”戦争』(共著)、角川書店(角川SSC新書)、2010年
ブラック・スワン降臨 9.11-3.11インテリジェンス十年戦争』新潮社、2011年
動乱のインテリジェンス』(共著)、新潮社(新潮新書)、2012年
知の武装 救国のインテリジェンス』(共著)、新潮社(新潮新書)、2013年

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