夕学五十講

講師紹介

橋本 大二郎
はしもと だいじろう
講演日 2014/05/14 (水)
前高知県知事
慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 特別招聘教授

講師略歴

橋本龍伍(はしもとりょうご:大蔵官僚であり、のちの厚生大臣・文部大臣)の次男(長男は
橋本龍太郎元首相)として東京都に生まれる。
学習院初等科(鳩山由紀夫首相と同級生)、麻布中学・高等学校を経て、慶應義塾大学
(経済学部・法学部)卒業。
日本放送協会(以下NHK)に入局し、福岡放送局の記者を皮切りに、大阪・東京で主に社
会部畑を歩む。
「NHKニュースTODAY」の社会部門キャスターとして昭和天皇の闘病、崩御、今上天皇の
即位など皇室報道を担当する。

平成3年(1991年)8月にNHKを退局し、同年11月に行われた高知県知事選挙に立候補。
同知事選挙史上最多の31万6968票を獲得し史上初めての戦後生まれの知事として、
当時の知事の中では最年少の44歳で当選。
以後、4期5選16年同県知事を務める。

知事在任中には、組合が人事に介入してきた、人事諮問制度や闇専従の廃止に続いて、
「わたり」と呼ばれる役所特有の給与制度を是正し、労使関係を県民の視点で見直す。
また、官官接待の廃止や、「公設民営」という新しい方式での大学(高知工科大学)の開校
の他、全国の自治体で取り入れられた森林環境税の導入や、1.5車線での道路整備の予
算化など、地方自治体の新たな試みを、全国に情報発信した。
あわせて、減反政策に対して県は関与をしない旨の表明をするなど、国に対しても積極的
に発言した他、国民体育大会の在り方にも疑問を呈し、無理な強化や資金調達を控えるこ
とで、国体のスリム化を果たした。
こうした、行財政改革への取り組みや新たな政策への提案は、元祖改革派知事との評価
を受けた。

近年は、国が地方の隅々にまで目を配る、現在の中央集権型の体制を改めて、財源と権
限の移譲を受けた地方が、自らの知恵と努力と責任で、自らの将来を決めていけるような、
「地域自立型の国づくり」を目指して、TVや講演会活動などを精力的に進めている。



講演内容

「国と地方を分ける意味~分権はなぜ必要か~」

◎対談のお相手 手嶋龍一氏の講師紹介


■ この講演にご関心をお持ちの方へ

  日本の未来は地方にあり
  ・5/28(水) 藻谷 浩介氏 「お金に換算できない価値が眠るところ」


主要著書

破天荒、大二郎がゆく』講談社、1993年
対談 知事として』(共著)、毎日新聞社、1993年
政治家無用論』講談社、1995年
土佐発 情報維新』徳間書店、1995年
民と官』(共著)、講談社、1999年
折り紙の四季』(編共著)、ベストセラーズ、1999年(2007年・新装版)
未来日本の構図』(共著)、くまざさ出版社、1999年
知事』平凡社(平凡社新書)、2001年
土佐の元気者、出番です』南の風社、2002年
橋本大二郎 いつもハッピー』講談社(ヒュ-マンbooks)、2002年
融通無碍』ノブレスオブリージュ、2006年
未来へ 「霞が関と永田町」大改革の処方箋』プレジデント社、2009年