夕学五十講

講師紹介

山口 晃
やまぐち あきら
講演日 2014/07/15 (火)
画家

講師略歴

1969年 東京生まれ。群馬県桐生市に育つ。
1996年 東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。
2001年 第4回岡本太郎記念現代芸術大賞優秀賞。
2013年 『ヘンな日本美術史』(祥伝社)で第12回小林秀雄賞を受賞。

時空が混在し、古今東西様々な事象や風俗が、卓越した画力によって画面狭しと描き込まれた
都市鳥瞰図・合戦図などが代表作。
絵画のみならず立体、漫画、また「山愚痴屋澱エンナーレ」と名付けた一人国際展のインスタ
レーションなど表現方法は多岐にわたる。
公共広告機構マナー広告「江戸しぐさ」、成田国際空港、地下鉄13号線のパブリックアートなど
を手がけ幅広い制作活動を展開。
2012年平等院養林庵書院に襖絵を奉納。
五木寛之氏による新聞小説「親鸞」「親鸞 激動篇」「親鸞 完結篇」の挿絵を通算3年間担当する。

主な作品
絵画
  山乃愚痴明抄(1995年)
  當世おばか合戦(1999年)   
  今様遊楽圖(2000年)
  何かを造ル圖(2001年)
  東京圖 広尾—六本木、六本木昼図(2002年)
  日清日露戦役擬畫(2002年)
  百貨店圖 日本橋三越、百貨店圖 日本橋 新三越本店(2004年)
  成田国際空港 飛行機百珍圖、南ウィング盛況の圖(2005年)
  四天王立像「廣目天」「増長天」「持国天」「多聞天」(2006年)
  ラグランジュポイント(2006年)
  邸内見立 洛中洛外圖(2007年)
  自由研究(柱華道)(2008年)
  千躰佛造立乃圖(2009年)
  忘れじの電柱(2012年) 
  Tokio山水(東京圖 2012)(2012年)

その他
  携行折畳式喫茶室(2002年)
  山愚痴屋澱エンナーレ(2003年、07年、11年、13年)
挿画
  ホラー・ドラコニア少女小説集成 澁澤龍彦著『菊燈台』『獏園』(平凡社/2003~04年)
  ドナルド・キーン「私と20世紀のクロニクル」挿絵(2006年)
  五木寛之 新聞小説「親鸞」(2008年~)
パブリックコレクション
  大原美術館/岡山
  滋賀県立近代美術館/滋賀
  森美術館/東京
  アサヒビール大山崎山荘美術館/京都
  ヴァンジ彫刻庭園美術館/静岡
  高松市美術館/香川
  馬の博物館/神奈川
主な個展・グループ展
  こたつ派(ミヅマアートギャラリー、1997年)
  MOTアニュアル2004:私はどこからきたのか/そしてどこへ行くのか(東京都現代美術館、
   2004年)
  OFFICINA ASIA(Galleria d'Arte Moderna、ボローニャ/イタリア、2004年)
  秘すれば花:東アジアの現代美術(森美術館、2005年)
  アートで候 会田誠・山口晃展(上野の森美術館、2007年)
  山口晃 今度は武者絵だ!(練馬区立美術館、2007年)
  ネオテニー・ジャパン(霧島アートの森、他6カ所へ巡回 2008~10年)
  「さて、大山崎」山口晃展(アサヒビール大山崎山荘美術館、2008~09年)
  シドニービエンナーレ(オーストラリア/シドニー、2010年)
  山口晃展 東京旅ノ介(銀座三越8階催物会場、2010~11年)
  バイバイキティ(ジャパン・ソサエティ/ ニューヨーク、2011年)
  Singa-planet(ジャパン・クリエイティブ・センター/シンガポール、2011年)
  望郷―TOKIORE(I)MIX(銀座メゾンエルメス8階フォーラム、2012年)
  山口晃展~老若男女ご覧あれ(美術館「えき」KYOTO、そごう美術館、新潟市美術館、
   2012~13年)
  山口晃展 画業ほぼ総覧—お絵描きから現在まで(群馬県立館林美術館、2013~14年)

撮影:松蔭浩之

講演内容

「私見、日本の古い絵」


■ この講演にご関心をお持ちの方へ

  視点をちょっとずらして見えなかったもの、見ようとしなかったものを見てみましょう
  ・4/11(金) 穂村 弘氏 「言葉の正体」


主要著書

山口晃作品集』東京大学出版会、2004年
山口晃が描く東京風景 本郷東大界隈』東京大学出版会、2006年
すゞしろ日記』羽鳥書店、2009年
さて、大山崎』光村推古書院、2009年
山口晃大画面作品集』青幻舎、2012年
ヘンな日本美術史』祥伝社、2012年
藤森照信×山口晃 日本建築集中講義』(共著)、淡交社、2013年
すゞしろ日記 弐』羽鳥書店、2013年


推薦図書

ヘンな日本美術史』山口晃著、祥伝社、2012年