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「人生を豊かにする芸術~言葉とイメージの交響~」 古来「詩は有声の絵、絵は無声の詩」と言われて来た。詩と絵画、音とかたちは互いに響き 合って芸術の花を開かせる。 扇面法華経、屏風歌、宗達下絵光悦筆和歌巻、北斎六歌仙、舟橋蒔絵硯箱、棟方志功板 画、装飾写本、挿絵入り本、モクソン版テニソン詩集、ケルムスコット版、その他詩と絵画、 言葉とイメージの競演が生み出す豊かな造形世界の特質を分析し、その多彩な表現を支え る美意識が他の芸術領域においても大きな役割を果し、生活をさまざまに彩っていることを、 具体的な作例を通して検証する。 ■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 夕学スタッフからおすすめの3講演 ― ・10/11 (金) 枡野俊明氏 「禅のこころをデザインする」 ・10/16 (水) 千住真理子氏 「生命の音、音の力」 ・1/21 (火) 山崎亮氏 「問題解決メソッドとしてのコミュニティデザイン」
『世紀末芸術』紀伊国屋書店(紀伊国屋新書)、1963年(1981年・新版、2008年・ちくま学芸文庫) 『ピカソ 剽窃の論理』筑摩書房、1964年(1995年・ちくま学芸文庫) 『現代美術』筑摩書房、1965年(1993年・ちくま学芸文庫/改題『20世紀美術』) 『フィレンツェ 初期ルネサンス美術の運命』中央公論社(中公新書)、1966年 『芸術空間の系譜』鹿島研究所出版会、1967年 『美の思索家たち』新潮社、1967年(1983年・青土社、1993年・新版) 『近代美術の巨匠たち』美術出版社、1969年(1998年・青土社、2008年・岩波現代文庫) 『名画を見る眼』岩波書店(岩波新書)、1969年 『名画を見る眼(続)』岩波書店(岩波新書)、1971年 『ルネッサンスの光と闇 芸術と精神風土』三彩社、1971年(1987年・中公文庫) 『日本近代美術史論』講談社、1972年(1980年・講談社文庫、1990年・講談社学術文庫、 2006年・ちくま学芸文庫) 『十二人の芸術家 現代を拓いた人々』 講談社(講談社現代新書)、1974年 (1994年・新版/青土社) 『近代絵画史 ゴヤからモンドリアンまで』中央公論社(中公新書)、1975年 『日本近代の美意識』青土社、1978年(1986年・増補版、1993年・新版) 『歴史のなかの女たち 名画に秘められたその生涯』文藝春秋、1978年(1984年・文春文庫、 2008年・岩波現代文庫) 『西欧芸術の精神』青土社、1979年(1986年・増補版、1993年・新版) 『ルネッサンス夜話 近代の黎明に生きた人びと』平凡社、1979年(1987年・河出文庫) 『美の回廊 ドラクロワからミロまで』美術公論社、1980年 『ゴッホの眼』青土社、1984年(1993年・新版、2005年・新版) 『想像力と幻想 西欧十九世紀の文学・芸術』青土社、1986年(1994年・新版) 『世紀末の美神たち』集英社、1989年(1997年・青土社) 『フランス絵画史 ルネッサンスから世紀末まで』講談社(講談社学術文庫)、1990年 『日本美術を見る眼』岩波書店、1991年 (1996年・同時代ライブラリー、2009年・岩波現代文庫/増補版) 『19・20世紀の美術』岩波書店(岩波日本美術の流れ6)、1993年 『モーツァルトの肖像をめぐる15章』小学館、1995年(2010年・改題『肖像画論』青土社) 『日本絵画の近代 江戸から昭和まで』青土社、1996年 『西欧絵画の近代 ロマン主義から世紀末まで』青土社、1996年 『芸術のパトロンたち』岩波書店(岩波新書)、1997年 『西洋の眼 日本の眼』青土社、2001年 『バロックの光と闇』小学館、2001年 『水絵の福音使者 大下藤次郎』美術出版社、2005年 『本の遠近法』新書館、2006年 『日本の現代アートをみる』講談社、2008年 『誰も知らない「名画の見方」』小学館(小学館101ビジュアル新書)、2010年 『「美人画」の系譜 心で感じる「日本絵画」の見方』(共著)、小学館、2011年 『ルネサンスの名画101』(共著)、新書館、2011年 『ニッポン現代アート』講談社、2013年 『西洋絵画の歴史 1 ルネサンスの驚愕』(共著)、小学館(小学館101ビジュアル新書)、 2013年
『日本美術を見る眼』高階秀爾著、岩波書店(岩波現代文庫/増補版)、2009年 『俵屋宗達―金銀の<かざり>の系譜』玉蟲敏子著、東京大学出版会、2012年
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