講師紹介
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講師略歴
1964年 東京都生まれ1992年 一橋大学大学院商学研究科博士課程修了
一橋大学商学部専任講師
1996年 同大学同学部およびイノベーション研究センター助教授を経て
2000年 一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授
2007年 一橋大学大学院国際企業戦略研究科准教授
2010年 一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授
この間ボッコーニ大学ビジネススクール(イタリア、ミラノ)、マギル大学ビジネススクール(カナダ、
モントリオール)、ミシガン大学ビジネススクール(アメリカ、アナーバー)で客員として講義をする。
専攻は競争戦略とイノベーション。
イノベーションや競争戦略の視点から企業が競争優位を構築する論理について研究している。
講演内容
「経営センスの論理」経営者と担当者は異なる。この当たり前の事実を直視しなくては、優れた戦略の構想はできない。
「担当分野」がないのが経営者(経営人材)の仕事。商売丸ごとすべてを動かすという目線を持た
なければ戦略ストーリーは構想できない。
担当者の仕事であればスキルがあれば何とかなる。しかし、仕事が「経営」となるとスキルだけで
はどうにもならない。「センス」が必要になる。
「経営のセンス」とは何か。スキルとの対比でその論理を考える。
■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 夕学スタッフからおすすめの3講演 ―
・11/21 (木) 駒崎弘樹氏 「社会を変えるを仕事にする!~社会起業家という生き方~」
・12/10 (火) 平松博利氏 「本物志向のブランド戦略」
・1/9 (木) 出雲充氏 「ミドリムシが地球を救う」
主要著書
『戦略読書日記』プレジデント社、2013年『経営センスの論理』新潮社(新潮新書)、2013年
『ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件』東洋経済新報社、2010年
『Dynamics of Knowledge, Corporate System and Innovation』(共著)、Springer、2010年
『Management of Technology and Innovation in Japan』(共著)、Springer、2006年
『Hitotsubashi on Knowledge Management』(共著)、Wiley 、2004年
『知識とイノベーション』(共著)、東洋経済新報社、2001年
『ビジネス・アーキテクチャー』(共著)、有斐閣、2001年
『Managing Industrial Knowledge』(共著)、Sage 、2001年
『Japanese Management in the Low Growth Era: Between External Shocks and Internal
Evolution』(共著)、Spinger 、1999年
『Technology and Innovation in Japan: Policy and Management for the Twenty-First Century』
(共著)、Routledge、1998年
『Innovation in Japan』(共著)、Oxford University Press、1997年
論文
「イノベーションの『見え過ぎ化』」(2010年) 『一橋ビジネスレビュー』
「カテゴリー・イノベーション:脱コモディティ化の論理」(2006年)『組織科学』
「次元の見えない差別化」(2006年) 『一橋ビジネスレビュー』
「価値分化と製品コンセプトのイノベーション」(2001年)『組織科学』
”Interfunctional Transfers of Engineers in Japan.” (1998年)
『IEEE Transactions on Engineering Management』
”Organizational Capabilities of Product Development in Japanese Firms.” (1998年)
『Organization Science』
”Incapability of Technological Capability.” (1997年)
『Journal of Product Innovation Management』
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