講師紹介
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講師略歴
1961年生まれ。筑波大学第二学群生物学類卒業。1989年 筑波大学大学院生物科学研究科修了。理学博士号を取得。
海洋科学技術センター(現・海洋研究開発機構)研究員、米国カリフォルニア大学サンタ
バーバラ校海洋科学研究所客員研究員を経て、1994年広島大学大学院生物圏科学研
究科助教授。
現在、同大学准教授。第52次南極観測隊員。
専門 : 辺境(極限環境)の生物学・生態学
講演内容
「辺境生物にみる環境適応力」深海、地底、南極・北極、砂漠、火山などの極限環境、すなわち、私がいうところの「辺境」
には、それぞれの過酷な環境に適応した生物がすんでいます。彼らの生き様をみることで、
私たちは生命というものの逞しさと可能性を知ることができます。そして、その可能性は生
物の進化の歴史から生まれたものですし、その進化の歴史の一部である私たちの中にも
その可能性はあるのです。一緒に生命賛歌をしようではありませんか。
■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 夕学スタッフからおすすめの3講演 ―
・7/12(金) 小田嶋隆氏 「コラムという生き方」
・7/24(水) 坂井直樹氏 「ダイバーシティー・デザインの可能性」
・7/26(金) 大木聖子氏 「教養としての地震学」
主要著書
『深海生物学への招待』NHK出版、1996年『生命の星・エウロパ』NHK出版、2004年
『深層水「湧昇」、海を耕す!』集英社(集英社新書)、2006年
『長沼さん、エイリアンって地球にもいるんですか?』NTT出版、2009年
(2012年・新潮文庫、『長沼先生、エイリアンって地球にもいるんですか?』に改題)
『宇宙がよろこぶ生命論』筑摩書房(ちくまプリマ-新書)、2009年
『「地球外生命体の謎」を楽しむ本』PHP研究所、2010年
『辺境生物探訪記』光文社(光文社新書)、2010年
『生命の起源を宇宙に求めて』化学同人、2010年
『形態の生命誌』新潮社、2011年
『世界をやりなおしても生命は生まれるか?』朝日出版社、2011年
『14歳の生命論』技術評論社、2011年
『私たちは進化できるのか』廣済堂出版(廣済堂新書)、2012年
『生命には意味がある』メディアファクトリー、2012年
『時空の旅人 辺境の地をゆく』MOKU出版、2012年
『脳がしびれる科学の時間』河出書房新社、2013年
『生命とは何だろう?』集英社インターナショナル、2013年
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