講師紹介
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講師略歴
1953年 東京生まれ1976年 慶應義塾大学法学部政治学科卒業
1981年 慶應義塾大学大学院政治学専攻博士課程修了
1981年 慶應義塾大学法学部専任講師
1985年 慶應義塾大学法学部助教授
1992年 慶應義塾大学法学部教授
1999年 慶應義塾大学地域研究センター(現 東アジア研究所)所長
2003年 慶應義塾大学東アジア研究所所長(~2007年9月)
2007年 慶應義塾大学法学部長兼大学院法学研究科委員長(~2011年9月)
2012年 防衛大学校長着任
【留学】
1982年 ハーバード大学フェアバンクセンター客員研究員
1983年 ミシガン大学中国研究センター客員研究員
1987年 中国・復旦大学国際政治学部客員研究員
1997年 北京大学政治学行政管理学部客員研究員
1998年 台湾大学法学院客員研究員
【専門】
現代中国論、東アジア国際関係
講演内容
「中国は、いま」「外交は内政の延長である」。これは特に中国の場合顕著である。それは一党独裁の
政治体制と関係している。日中関係においては尖閣をめぐって厳しい情勢が続いてい
る。中国の厳しい対応の背景にも内政が関係している。中国では習近平政権がスタート
したが、経済鈍化と政治社会における矛盾の噴出により、大きな移行期を迎えている。
本講演では、移行期中国の実像を内政と外交を関連づけながら解き明かしてみたい。
■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 夕学スタッフからおすすめの3講演 ―
・4/9(火) 手嶋龍一氏 「インテリジェンスで読み解くアジア半球」
・5/31(金) 蓮池薫氏 「拉致と決断~最悪を考えるときと最良を考えるとき~」
・7/18(木) 中島尚正氏 「次代のリーダー育成~全寮制・海陽学園の取り組みから~」
主要著書
『日本の外交 第4巻 対外政策 地域編』(編)、岩波書店、2013年『中国は、いま』(編)、岩波書店(岩波新書)、2011年
『日米中トライアングル―3カ国協調への道』(共編)、岩波書店、2010年
『中国的問題群1 党と国家』(共編)、岩波書店、2009年
『日本の国際政治学3 地域から見た国際政治』(共編)、有斐閣、2009年
『現代東アジア 朝鮮半島・中国・台湾・モンゴル』(編)、慶應義塾大学出版会、2009年
『中国の統治能力 政治・経済・外交の相互連関分析』(編)、慶應義塾大学出版会、2006年
『世界のなかの東アジア』(編)、慶應義塾大学出版会、2006年
『現代中国の政治と官僚制』慶應義塾大学出版会、2004年 *2004年度サントリー学芸賞
『現代東アジアと日本2 中国政治と東アジア』(編)、慶應義塾大学出版会、2004年
『中国文化大革命再論』(編)、慶應義塾大学出版会、2003年
『グローバル化時代の中国』(編)、日本国際問題研究所、2002年
『中国全球化が世界を揺るがす』(編)、ウェッジ(ウェッジ選書)、2000年
『グローバル化した中国はどうなるか』(共編)、新書館、2000年
『現代アジア 危機からの再生』(編)、慶應義塾大学出版会、1999年
『中華人民共和国』筑摩書房(ちくま新書)、1999年
『日米中安全保障協力を目指して』(共編)、勁草書房、1999年
『民族で読む中国』(共編)、朝日新聞社(朝日選書)、1998年
『日本・アメリカ・中国-協調へのシナリオ』(編)、TBSブリタニカ、1997年
『アジア時代の検証 中国の視点から』朝日新聞出版(朝日選書)、1996年
*1997年度アジア・太平洋賞特別賞
『原典中国現代史 第1巻<政治・上>』(編)、岩波書店、1994年
『中国政治と民主化-改革・開放政策の実証分析』サイマル出版会、1992年
Challenges for China-Japan-U.S. Cooperation(ed.), Japan Center for International Exchange,
1998
The Rise of China and a Changing East Asian Order(eds.), Japan Center for International
Exchange, 2004
Sino-Japanese Relations: The Need for Conflict Prevention and Management(eds.), Cambridge
Scholars Publishing, 2008
Getting the Triangle Straight: Managing China-Japan-US Relations(eds.), Japan Center for
International Exchange, 2010
Sino-Japanese Relations: Rivals or Partners in Regional Cooperation?(eds.), World Scientific,
2012
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