講師紹介
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講師略歴
1942年 秋田県生まれ1965年 東京大学法学部第三類卒業後、東京大学法学部助手
1968年 東京大学法学部助教授
1972年 東京大学総長補佐(~1973年3月)
1978年 東京大学法学部教授
1990年 12月、東京大学評議員(~1992年12月)
1991年 東京大学大学院法学政治学研究科教授
1998年 東京大学法学政治学研究科長・同法学部長(~2000年3月)
2001年 東京大学総長(~2005年3月)
2005年 学習院大学法学部教授
法学博士(東京大学)
専門分野: 政治学・政治学史
日本学士院会員(2011年12月就任)
英国学士院会員(2004年7月就任)
講演内容
「大人が学ぶということ」学ぶということをめぐっては、これまで果てしのない議論が行われてきた。ここではそれを
少し整理して分析するとともに、学ぶということが生きるということとどう結びついているか
について考えてみたい。『学問のすゝめ』は社会全体が学び、学びなおさなければならな
かった時代の記念碑である。現在は文明の曲がり角が言われ、しかも、人生が長くなるに
つれて、改めて学ぶということと生きるということとの関連が問われている。そうしたことを
念頭に講演を組み立てたい。
■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 夕学スタッフからおすすめの3講演 ―
・10/9(火) 勝間和代氏 「有名人になるということ」
・10/18(木) 高橋俊介氏 「想定外変化の時代のキャリアと人材育成」
・11/28(水) 為末大氏 「侍ハードラーの挑戦・第二幕(仮題)」
主要著書
『マキアヴェッリの政治思想』岩波書店、1970年(1998年)『主権・抵抗権・寛容―ジャン・ボダンの国家哲学』岩波書店、1973年
『近代政治思想の誕生―16世紀における「政治」』岩波書店(岩波新書)、1981年(2006年・岩波新書)
『プラトンと政治』東京大学出版会、1984年
『現代アメリカの保守主義』岩波書店、1984年 (1993年・同時代ライブラリー)
『いま政治になにが可能か―政治的意味空間の再生のために』中央公論社(中公新書)、
1987年
『政治に何ができるか』講談社、1991年
『アメリカの保守とリベラル』講談社(講談社学術文庫)、1993年
『マキアヴェッリと『君主論』』講談社(講談社学術文庫、1994年
『政治家の条件』講談社、1995年
『現代アメリカの自画像 行きづまる中産階級社会』日本放送出版協会(NHKブックス)、
1995年
『プラトンの呪縛 20世紀の哲学と政治』講談社、1998年(2000年・講談社学術文庫)
『政治学講義』東京大学出版会、1999年(2012年・第2版)
『代議士とカネ 政治資金全国調査報告』(共著)、朝日新聞社(朝日選書)、1999年
『政治改革1800日の真実』(編著)、講談社、1999年
『「哲学と政治」講義(1) よみがえる古代思想』講談社、2003年(2012年・講談社学術文庫)
『「哲学と政治」講義(2) 宗教と権力の政治』講談社、2003年(2012年・講談社学術文庫)
『知識基盤社会と大学の挑戦 国立大学法人化を超えて』東京大学出版会、2006年
『政治学は何を考えてきたか』筑摩書房、2006年
『政治学の名著30』筑摩書房(ちくま新書)、2007年
『民主主義という不思議な仕組み』筑摩書房(ちくまプリマー新書)、2007年
『政治の精神』岩波書店(岩波新書)、2009年
『学ぶとはどういうことか』講談社、2012年
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