夕学五十講

講師紹介

池上 英洋
いけがみ ひでひろ
講演日 2012/11/14 (水)
美術史家

講師略歴

1967年広島生まれ。
1991年東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。
1993年同大学院修士課程修了、同大学助手(~95年)の後、イタリアのボローニャ大学を
はじめ、米国、香港などで、2004年まで9年間ほど在外研究。
2002年から2004年まで香港大学客員研究員、2005年から2009年まで恵泉女学園大学
人文学部准教授、2010年から2012年まで國學院大学文学部准教授。

専門はイタリアを中心とする西洋美術史・文化史。

講演内容

「ルネサンスとは何であったのか」

ルネサンスは、人間中心の考え方が始まり古典文化が復興した時代として、そして芸術活
動が隆盛を迎えた時代として広く知られています。しかし、なぜその時代にそうした考え方
が起こり、そしてなぜ古典文化が再評価される必要があったのかについて、説明できる人は
ほとんどいません。
本講演では、ルネサンスという現象の構造を、順を追って見ていきましょう。そうしてはじめて、
この激動の時代が持つ真の魅力を理解できるはずです。


■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 夕学スタッフからおすすめの3講演 ―
  ・10/24(水) 北川智子氏 「世界に発信する日本史とは(『ハーバード白熱日本史教室』より)」
  ・12/11(火) 坂野潤治氏 「『日本近代史』(ちくま新書)刊行後に考えたこと」
  ・1/25(金) 與那覇潤氏 「中国化する未来?~東アジア・モデルの希望と呪い~」


主要著書

『Due Volti dell’Anamorfosi』、Clueb(ボローニャ大学出版局)、イタリア、2000年
イタリア・ルネサンス美術論』(共著)、東京堂出版、2000年
ダ・ヴィンチの遺言』河出書房(Kawade夢新書)、2006年
レオナルド・ダ・ヴィンチと受胎告知』(共著)、平凡杜、2007年
レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(編著)、東京堂出版、2007年
血みどろの西洋史』河出書房(Kawade夢新書)、2007年
恋する西洋美術史』光文社(光文社新書)、2008年
もっと知りたいラファエッロ 生涯と作品』東京美術、2009年
イタリア24の都市の物語』光文社(光文社新書)、2010年
キリスト教とは何か。I』(監修)、阪急コミュニケーションズ(PenBooks)、2011年
西洋美術史入門』筑摩書房(ちくまプリマー新書)、2012年
キリスト教絵画入門』(編著)、幻冬舎、2012年
ルネサンス 歴史と芸術の物語』光文社(光文社新書)、2012年
ルネサンスとは何か。』(監修)、阪急コミュニケーションズ(PenBooks)、2012年 など。


推薦図書

ルネサンス 歴史と芸術の物語』池上英洋著、光文社(光文社新書)、2012年
イタリア・ルネサンスの文化』ヤーコプ・ブルクハルト著、中央公論新社、1974年
 (1992年・中公文庫)
ルネサンスの歴史』インドロ・モンタネッリ/ロベルト・ジェルヴァーゾ(共著)、中央公論新社、
 1981年(1985年・中公文庫)
ルネッサンス夜話』高階秀爾著、平凡社、1979年(1987年・河出文庫)