講師紹介
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講師略歴
1970年 奈良県生まれ1993年 大阪大学経済学部卒業
1995年 東京大学経済学修士
1999年 東京大学大学院経済学博士号取得
2002年 慶應義塾大学経済学部助教授
2002年 財務総合政策研究所主任研究官(~2004年)
2004年 慶應義塾大学経済学部助教授
2009年 慶應義塾大学経済学部教授
研究分野 主な関心領域: 経済政策論、公共選択論、財政学、公共経済学
『地方債改革の経済学』(日本経済新聞出版社、2007年)で、第50回日経・経済図書文化賞、
および第29回サントリー学芸賞を受賞
慶應義塾大学・義塾賞 2007年
慶應義塾大学・特選塾員 2009年
講演内容
「日本財政の何が問題か」わが国の財政は、政府債務が未曾有の規模に達するほど累増する中、今後さらなる高齢化
で社会保障費が増大することが見込まれている。こうした現状を受け、消費税増税を含む社
会保障税一体改革が提起されている。経済成長を追求すれば増税せずにすむのか、増税の
前に歳出削減を求める声が多いがどうすればよいか、といった今後のわが国の財政運営の
あり方を解説する。
■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 夕学スタッフからおすすめの3講演 ―
・4/12(木) 原田泳幸氏 「マクドナルドの経営改革」
・5/25(金) 中野剛志氏 「異端の思想 経済ナショナリズムとは何か」
・6/1(金) 古賀茂明氏 「改革なき増税はギリシャへの道―変わらないことが最大のギャンブル」
主要著書
『日本の財政をどう立て直すか』日本経済新聞出版社、2012年『日本の税をどう見直すか』(編著)、日本経済新聞出版社、2010年
『地方債改革の経済学』日本経済新聞出版社、2007年
『三位一体改革ここが問題だ』東洋経済新報社、2004年
『地方分権改革の経済学』(編著)、日本評論社、2004年
『アリとキリギリスの日本経済入門』東洋経済新報社、2003年(2010年・ちくま文庫)
『入門|公共経済学』日本評論社、2002年
『財政学から見た日本経済』光文社(光文社新書)、2002年
『財政読本』井堀利宏/土居丈朗(共著)、東洋経済新報社、2001年(第6版)
『地方財政の政治経済学』東洋経済新報社、2000年
『日本政治の経済分析』井堀利宏/土居丈朗(共著)、木鐸社、1998年
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