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講師紹介

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土居 丈朗

講演日 2012/05/31 (木)

土居 丈朗
ドイ タケロウ

慶應義塾大学経済学部 教授

講師略歴

1970年  奈良県生まれ
1993年  大阪大学経済学部卒業
1995年  東京大学経済学修士
1999年  東京大学大学院経済学博士号取得
2002年  慶應義塾大学経済学部助教授
2002年  財務総合政策研究所主任研究官(~2004年)
2004年  慶應義塾大学経済学部助教授
2009年  慶應義塾大学経済学部教授

研究分野 主な関心領域: 経済政策論、公共選択論、財政学、公共経済学

『地方債改革の経済学』(日本経済新聞出版社、2007年)で、第50回日経・経済図書文化賞、
および第29回サントリー学芸賞を受賞
慶應義塾大学・義塾賞 2007年
慶應義塾大学・特選塾員 2009年

講演内容

「日本財政の何が問題か」

わが国の財政は、政府債務が未曾有の規模に達するほど累増する中、今後さらなる高齢化
で社会保障費が増大することが見込まれている。こうした現状を受け、消費税増税を含む社
会保障税一体改革が提起されている。経済成長を追求すれば増税せずにすむのか、増税の
前に歳出削減を求める声が多いがどうすればよいか、といった今後のわが国の財政運営の
あり方を解説する。



■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 夕学スタッフからおすすめの3講演 ―
  ・4/12(木) 原田泳幸氏 「マクドナルドの経営改革」
  ・5/25(金) 中野剛志氏 「異端の思想 経済ナショナリズムとは何か」
  ・6/1(金) 古賀茂明氏 
「改革なき増税はギリシャへの道―変わらないことが最大のギャンブル」

主要著書

日本の財政をどう立て直すか』日本経済新聞出版社、2012年
日本の税をどう見直すか』(編著)、日本経済新聞出版社、2010年
地方債改革の経済学』日本経済新聞出版社、2007年
三位一体改革ここが問題だ』東洋経済新報社、2004年
地方分権改革の経済学』(編著)、日本評論社、2004年
アリとキリギリスの日本経済入門』東洋経済新報社、2003年(2010年・ちくま文庫)
入門|公共経済学』日本評論社、2002年
財政学から見た日本経済』光文社(光文社新書)、2002年
財政読本』井堀利宏/土居丈朗(共著)、東洋経済新報社、2001年(第6版)
地方財政の政治経済学』東洋経済新報社、2000年
日本政治の経済分析』井堀利宏/土居丈朗(共著)、木鐸社、1998年

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