講師紹介
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講師略歴
1947年 生まれ
1971年 京都大学理学部物理学科 卒業
1979年 京都大学 理学博士
1986年 京都大学 教授
2008年 秋田大学工学資源学部 客員教授
2010年 京都産業大学総合生命科学部 教授・学部長
0000年 京都大学 名誉教授
1992年 「塔」短歌会 主宰
2004年 宮中歌会始詠進歌 選者
2005年 朝日新聞歌壇 選者
1975年 第2回現代歌人集会賞 歌集『メビウスの地平』
1997年 第2回寺山修司短歌賞 歌集『華氏』
1998年 第3回若山牧水賞 歌集『饗庭』
1999年 第50回読売文学賞 歌集『饗庭』
2002年 第29回日本歌人クラブ賞 歌集『荒神』
2004年 第54回芸術選奨文部科学大臣賞 歌集『風位』
0000年 第38回迢空賞 歌集『風位』
2005年 平成17年度京都新聞大賞 文化学術賞
2006年 第24回京都府文化賞 功労賞
2008年 第19回斎藤茂吉短歌文学賞 歌集『後の日々』
2009年 紫綬褒章
2010年 第10回山本健吉文学賞 短歌部門 歌集『日和』
講演内容
「科学と文学のあいだ」40年近く、科学と文学という二足の草鞋をはきつづけることになった。ひとつ事をやるだけ
でも大変なのに、なぜそんなしんどいことを続けてきたのか。本当のところは私にもはっき
りした解答はないが、二つ事を同時に、しかも同じ重さでやってきて、少しは見えてきたこと
もある。
今回は、研究と創作という二つの仕事が、一人の人間の中でどのような意味を持っている
のか、妻であり歌人であった河野裕子の歌人としての生涯をも語りながら、話をしてみたい。
■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 夕学スタッフからおすすめの3講演 ―
・10/11 (火) 山折哲雄氏 「大災害に向き合う日本人のこころ」
・11/15 (火) 村山斉氏 「宇宙に終わりはあるのか」
・12/9 (金) 長谷川英祐氏 「組織の効率と存続~アリとヒトの同じところ違うところ~」
主要著書
『メビウスの地平』(歌集)、茱萸叢書、1975年『黄金分割』(歌集)、沖積舎、1977年
『表現の吃水 -定型短歌論』而立書房、1981年
『無限軌道』(歌集)、雁書館、1981年
『喩と読者』而立書房、1986年
『やぐるま』(歌集)、雁書館、1986年
『同時代の横顔』 砂子屋書房、1991年
『華氏』(歌集)、雁書館、1996年
『饗庭』(歌集)、砂子屋書房、1998年
『荒神』(歌集)、砂子屋書房、2001年
『風位』(歌集)、短歌研究社、2003年
『百万遍界隈』(歌集)、青磁社、2005年
『後の日々』(歌集)、角川書店、2007年
『作歌のヒント』NHK出版、2007年
『言葉のゆくえ』(坪内稔典との共著)、京都新聞出版センター、2009年
『日和』(歌集)、砂子屋書房、2009年
『もうすぐ夏至だ』白水社、2011年
『たとへば君』(共著)、文藝春秋、2011年
『分子シャペロンによる細胞機能制御』(編著)、Springer-Verlag Tokyo、2001年
『細胞生物学 -驚異のミクロコスモス』(編著)、日本放送出版協会、2001年(2007年・改訂版)
『細胞生物学』(編著)、東京化学同人、2006年
『タンパク質の一生』岩波書店(岩波新書)、2008年
『医学のための細胞生物学』(編著)、南山堂、2009年
『医学細胞生物学』(監訳)、東京化学同人、2009年
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