講師紹介
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講師略歴
昭和22年(1947) 奈良市に生まれる。
44年(1969) 立命館大学(心理学専攻)を卒業する。
52年(1977) 興福寺子院・菩提院住職に就任、現在に至る。
44年(1969) 立命館大学(心理学専攻)を卒業する。
52年(1977) 興福寺子院・菩提院住職に就任、現在に至る。
平成 1年(1989) 興福寺貫首に就任、現在に至る。
8年(1996) パリ市グランパレ美術館での「日本仏教美術の宝庫:奈良・興福寺展」に
48件122点の寺宝を出陳、約15万人が参観、日仏文化交流に資する。
9年(1997) 重要文化財・南円堂(西国三十三所観音霊場第九番札所)の平成大修理
落慶法要を厳修する。
10年(1998) 境内整備事業に着手。
現在、〈天平の文化空間の再構成〉〈中金堂再建造営〉に取り組んでいる
(平成30年‐2018‐落慶予定)。
21年(2009) 「国宝 阿修羅展」(東京国立博物館・九州国立博物館)とその帰山記念
「お堂でみる阿修羅」で約190万人を動員、阿修羅像をめぐる認知を不動
のものにした。
8年(1996) パリ市グランパレ美術館での「日本仏教美術の宝庫:奈良・興福寺展」に
48件122点の寺宝を出陳、約15万人が参観、日仏文化交流に資する。
9年(1997) 重要文化財・南円堂(西国三十三所観音霊場第九番札所)の平成大修理
落慶法要を厳修する。
10年(1998) 境内整備事業に着手。
現在、〈天平の文化空間の再構成〉〈中金堂再建造営〉に取り組んでいる
(平成30年‐2018‐落慶予定)。
21年(2009) 「国宝 阿修羅展」(東京国立博物館・九州国立博物館)とその帰山記念
「お堂でみる阿修羅」で約190万人を動員、阿修羅像をめぐる認知を不動
のものにした。
その他
(財)美術院評議員、帝塚山大学特別客員教授など
講演内容
「興福寺1300年 祈りとこころ」創建されて1300年を迎えた興福寺――。
その長大な歴史をふりかえれば、まさに焼失と再建の繰りかえしという他ない。しかし、いつの
時代の復興も、心も形も整った天平時代を意識して行なわれ、平成の境内史跡整備・中金堂
再建も、テーマは天平回帰である。
栄枯盛衰・紆余曲折の歩みを概観し、そこで何が祈られ、どんな教えが学ばれたのか。
そして、受け継がれた天平の名宝の真善美に、私たちは何を学ぶべきか、考えてみたい。
■夕学スタッフからのおすすめ
この講演にご関心をお持ちの方へ 【思考を深める3講演】
・11/26(金)菊地 成孔 「ポピュラーミュージックの歴史を、音楽理論で辿る」
・12/16(木)鎌田 東二 「日本の聖なるもの、神なるもの」
・1/21(金)田渕 久美子 「力強くたおやかに生きる~篤姫とお江~」
主要著書
『慈恩大師御影聚英』(編著)、法蔵館、1982年
『観音経のこころ』春秋社、1998年
『はじめての唯識』春秋社、2001年 ※『唯識十章』1989年刊の改題・新装増補版
"Living Yogacara"(2009)Wisdom Publications・Boston ※上記英訳
『阿修羅を究める』(共著)、小学館、2001年
『貞慶『愚迷発心集』を読む 心の闇を見つめる』春秋社、2004年
『興福寺のすべて』(共著)、小学館、2004年
『いのちと仏教』日本経済新聞出版社、2005年
『心に響く99の言葉 東洋の風韻』ダイヤモンド社、2008年
『旅の途中 人の世を「身の丈」で生きる』日本経済新聞出版社、2010年
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