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講師紹介

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平田 オリザ

講演日 2010/04/27 (火)

平田 オリザ
ヒラタ オリザ

劇作家、演出家、大阪大学大学院教授、内閣官房参与

講師略歴

1962年   東京生まれ
        16歳で高校休学、自転車による世界一周旅行を敢行
        国際基督教大学教養学部卒業後、在学中に結成した劇団「青年団」を率いて
        活動
        新しい演出様式による「現代口語演劇理論」を確立する。
1993年   『ソウル市民』で全編韓国語によるソウル・プサン公演を行う。
1995年   『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞を受賞
1998年   『月の岬』(作:松田正隆/演出:平田オリザ)で第5回読売演劇大賞最優秀作
        品賞・優秀演出家賞を受賞
2002年   『上野動物園再々々襲撃』(脚本・構成・演出)で第9回読売演劇大賞優秀作品
        賞受賞
2003年   日韓国民交流記念事業『その河をこえて、五月』(作:イ・ビョンフン、平田オリザ/
        演出:平田オリザ、キム・ミョンファ/制作:新国立劇場)で第2回朝日舞台芸術
        賞グランプリを受賞
2005年   桜美林大学総合文化学群教授
2006年   大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授に就任
        同年、モンブラン国際文化賞を受賞
2008年   大阪大学にて世界初のロボット演劇『働く私』を発表
 
芸術監督をつとめる、こまばアゴラ劇場を拠点に国内外で幅広く活動。
フランスをはじめ世界各国で作品が公演・出版されている。
2002年度から採用された国語教科書に掲載されている平田のワークショップ方法論により、
年間で30万人以上の子供たちが、教室で演劇を創るようになっている。
他にも障害者とのワークショップ、地元の駒場ほか、各自治体やNPOと連携した総合的な
演劇教育プログラムの開発など、多角的な演劇教育活動を展開している。
 
現在、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授、内閣官房参与、
東京芸術文化評議会評議員、埼玉県富士見市民文化会館キラリ☆ふじみマネージャー、
三省堂小学校国語教科書編集委員、(財)地域創造理事、
(財)舞台芸術財団演劇人会議評議委員、日本演劇学会理事、日本劇作家協会常務理事、
BeSeTo演劇祭日本委員会委員長

写真  ©青木司

講演内容

「対話の時代に向けて」

昨今、コミュニケーション能力の向上が各所で叫ばれている。しかし、ではその「コミュニケー
ション能力」とは何をさすのだろうか?コミュニケーション教育に演劇を取り入れる取り組みの
紹介を通じて、いま、必要とされる「異文化理解能力」の本質を考える。また、新政権の内閣
官房参与として文化行政に関わる中で、今後日本が文化立国として進んでいくために、何が
必要かを提示する。


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この講演にご関心をお持ちの方へ 【思考を深める3講演】
 ・4/28(水)伊東 乾 「音楽の効用、笑いの効用
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 ・6/29(火)遠山 正道 「世の中の体温をあげる」
 ・6/30(水)宮田 亮平 「ときめきを伝えるとき~自作を通して~」

主要著書

演劇入門』講談社(講談社現代新書)、1998年
対話のレッスン』小学館、2001年
芸術立国論』集英社(集英社新書)、2001年 ※第7回AICT演劇評論賞受賞
話し言葉の日本語』(井上ひさし氏との対談集)、小学館、2003年
「リアル」だけが生き延びる』ウェイツ(That’s Japan)、2003年
地図を創る旅―青年団と私の履歴書』白水社、2004年
演技と演出』講談社(講談社現代新書)、2004年
演劇のことば』岩波書店、2004年 
16歳親と子のあいだには』(編著)、岩波書店(岩波ジュニア新書)、2007年
コミュニケーション力を引き出す 演劇ワークショップのすすめ』(共著)、PHP研究所
 (PHP新書)、2009年 ほか

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