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「東洋思想に学ぶ人間力」東洋思想の伝統は、「見えないものを見る、聞こえない声を聞く」ことにある。つまり人間の能力に対する期待と可能性の追求は、神の領域に入るほどの能力、通常これを「神技」というが、これをもって人間力とした。現行の日本社会、教育機関や企業官公庁などを眺めると、目先のことの処理能力や押し寄せる問題に対する処理能力にばかり気を取られ、知識やスキルばかりを重視している。これでは折角内在している真の人間の能力が泣こうというものではないか。いまこそ日本の実力発揮の舞台は、高度な領域にいる人間の集団としての企業及び組織のあり方を目差すべきではないのかと思う。
『清く美しい流れ』PHP研究所、2007年『TAO MANAGEMENT』EastBridge, Boston, 2006年『会社を変える』日新報道、1999年 『タオ・マネジメント』産調出版、1998年 『不変と先端・経営の道理』産調出版、1996年 『大転換期・経営の本質』致知出版社、1995年 『人生尊重なき企業は滅びる』ティビーエス・ブリタニカ、1992年 『企業の「生存領域」をどう見つけるか』マネジメント社、1992年 『ビジネス戦士のための幸福論』竹井出版 (現 致知出版社)、1989年 等
『清く美しい流れ』田口佳史著、PHP研究所、2007年
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