夕学五十講

講師紹介

堂目 卓生
どうめ たくお
講演日 2009/02/06 (金)
大阪大学大学院経済学研究科 教授

講師略歴

1959年   岐阜県生まれ
1983年   慶應義塾大学経済学部卒業
1988年   京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得
        立命館大学助教授、大阪大学助教授を経て
現在     大阪大学大学院経済学研究科教授

経済学博士(京都大学)

専門 経済学史、経済思想


講演内容

「アダム・スミス再訪」

経済学の祖アダム・スミスが『道徳感情論』において論じた人間観と社会観を考察し、その考察にもとづいて
『国富論』を検討する。スミスが『国富論』で用いた有名な言葉「見えざる手」の真意を問い直すとともに、自由
放任主義者のイメージとは異なったスミスのイメージを示す。また、二つの著作を通じてスミスが発信する
メッセージは何かを探り、その現代的意義を考える。


主要著書

古典経済学の模型分析 ― リカード,マルサス,シスモンディの動学理論』有斐閣、1992年
"History of Economic Theory: A Critical Introduction", Edward Elgar , 1994年
"The Political Economy of Public Finance in Britain 1767-1873", Routledge, 2004年 ※日経・経済図書文化賞受賞
経済学 ― 名著と現代』(共著)、日本経済新聞社、2007年
アダム・スミス ― 『道徳感情論』と『国富論』の世界』中央公論新社(中公新書)、2008年 ※サントリー学芸賞受賞


推薦図書

アダム・スミス ― 『道徳感情論』と『国富論』の世界』堂目卓生著、中央公論新社(中公新書)、2008年