講師紹介
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講師略歴
1957年 岡山県津山市生まれ1980年 東京大学文学部国史学科卒業
1982年 同大学大学院人文科学研究科修士課程修了(国史学)
1982年 東京大学史料編纂所助手
1992年 文学博士(東京大学)
1993年 東京大学史料編纂所助教授
2001年 東京大学史料編纂所教授
日本近世史専攻
1992年 『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社)で第四十回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞
講演内容
「徳川将軍と大奥」江戸城大奥は、実態がよくわからなかったこともあり、従来は興味本位に語られることが多かった。しかし、
近年は史料に基づいた大奥研究が進んでおり、一方で昨年度のNHK大河ドラマ「篤姫」が大人気であった
ことからその真実の姿を知りたいという人が増えてきた。こうした要望にこたえ、本講義では、篤姫の時代
を中心に、江戸時代における大奥の役割を、最新の研究成果に基づいて解説していく。
主要著書
『寛永時代』吉川弘文館、1989年(1996年・新装版)『幕藩制の成立と近世の国制』校倉書房、1990年
『江戸お留守居役の日記』読売新聞社、1991年(2003年・講談社学術文庫)
『江戸城の宮廷政治-熊本藩細川忠興・忠利父子の往復書状』読売新聞社、1993年(2004年・
講談社学術文庫)
『殉死の構造』弘文堂、1994年(2008年・講談社学術文庫)
『鎖国と海禁の時代』校倉書房、1995年
『島津義弘の賭け-秀吉と薩摩武士の格闘』読売新聞社、1997年(2001年・中公文庫)
『参勤交代』講談社(講談社現代新書)、1998年
『切腹-日本人の責任の取り方』光文社(光文社新書)、2003年
『徳川将軍家の結婚』文藝春秋(文春新書)、2005年
『日本史の一級史料』光文社(光文社新書)、2006年
『お殿様たちの出世-江戸幕府老中への道』新潮社(新潮選書)、2007年
『将軍と大奥-江戸城の「事件と暮らし」』小学館、2007年
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