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「宇宙の誕生と未来」私たちの住むこの世界には始まりがあったのだろうか?もし始まりがあったならそれはどのように始まったのだろうか?20世紀の爆発的な物理学と宇宙観測の進歩によって、私たちは「ビッグバン宇宙モデル」という答えを持っている。現在、宇宙の年齢が137億年と測定されるなど宇宙観測の飛躍的進歩により、宇宙の誕生から現在に至る進化の様子が描きだれるようになった。これらは現代のビッグバンモデルとみごとに一致する。しかし同時に、宇宙に含まれる物質エネルギーのほとんどは暗黒物質、暗黒エネルギーという正体不明のものであることも明らかになった。また現在の宇宙は暗黒エネルギーの効果で加速度的な膨張をしている。宇宙は今後、一体どのように進化していくのだろうか?この講演では、宇宙論の歴史を振り返りながら最近の進展について解説します。
『宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった』同文書院、1991年(2001年・PHP文庫)『宇宙96%の謎』実業之日本社、2003年(2008年・角川ソフィア文庫)『アインシュタインの考えた宇宙』実業之日本社、2005年『宇宙はこうして誕生した』(編著)、ウェッジ(ウェッジ選書)、2004年『宇宙論の飽くなき野望』技術評論社、2008年『宇宙に知的生命体は存在するのか』(編著)、ウェッジ(ウェッジ選書)、2008年『眠れなくなる宇宙のはなし』宝島社、2008年『宇宙論入門』岩波書店(岩波新書)、2008年『ホーキングの最新宇宙論』(監訳)、スティーヴン・ホーキング著、日本放送出版協会、1990年『時間順序保護仮説』(解説、監訳)、スティーヴン・ホーキング著、NTT出版、1991年『創造の種』S.Hawking、佐藤勝彦、高柳雄一(共著)、NTT出版、1995年『ホーキング、未来を語る』(訳書)、スティーヴン・ホーキング著、アーティストハウス、2001年(2006年・ ソフトバンククリエイティブ SB文庫)『ホーキング、宇宙のすべてを語る』(訳書)、スティーヴン・ホーキング著、ランダムハウス講談社、2005年
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