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講師紹介

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上田 紀行

講演日 2009/07/17 (金)

上田 紀行
ウエダ ノリユキ

東京工業大学大学院社会理工学研究科 准教授

講師略歴

文化人類学者、 博士(医学)
東京工業大学大学院准教授 (社会理工学研究科、価値システム専攻)

1958年      東京生まれ
           東京大学大学院博士課程修了
           愛媛大学助教授(1993~96年)を経て
1996年4月~  現職
           国際日本文化センター助教授(1994~97年)、東京大学助教授(2003~05年)を併任

2005年には渡米し、スタンフォード大学仏教学研究所フェローとして、「今の仏教は現代的問いに答え得るか」
と題した講義(全20回)を行う。


1986年よりスリランカで「悪魔祓い」のフィールドワークを行い、その後「癒し」の観点を最も早くから提示、現代
社会の諸問題にもテレビ、新聞等で提言を行う。
1998年4月より3年間、毎日新聞で論壇時評を担当、2000年1月から2年間は読売新聞書評委員、2001年4月
より1年間はNHK衛星放送「週刊ブックレビュー」司会者をつとめるほか、「朝まで生テレビ」「NHKスペシャル」
等でも積極的に発言を行う。

日本仏教の再生に向けての運動に取り組み、2003年より「仏教ルネッサンス塾」塾長をつとめ、宗派を超えた
若手僧侶のディスカッションの場である「ボーズ・ビー・アンビシャス」のアドバイザーでもある。
2004年に出版された『がんばれ仏教!』(NHKブックス)では、時代の苦悩に向かい合う寺や僧侶達を紹介し、
日本仏教の未来図を提示して、大きな反響を呼んだ。

2006年12月には、インド・ダラムサラにおいて二日間にわたって、ダライ・ラマ14世と、21世紀社会の展望と
宗教の役割をめぐる対談を行い、『目覚めよ仏教!―ダライ・ラマとの対話』(NHKブックス)として刊行した。


学内においては、講義にディスカッションやワークショップ形式を取り入れるなどの試みを行っており、学生
による授業評価が全学1200人の教員中第1位となり、「東工 大教育賞・最優秀賞」(ベスト・ティーチャー・
アワード)を学長より授与された。
また著書『生きる意味』(岩波新書)は、2006年全国大学入試において40大学以上で取り上げられ、出題率
第一位の著作となる。

講演内容

「生きる意味を考える~仏教に期待されるもの~」

主要著書

かけがえのない人間』講談社(講談社現代新書)、2008年
目覚めよ 仏教!~ダライ・ラマとの対話』日本放送出版協会(NHKブックス)、2007年
「生きる力」としての仏教』(共著)、PHP研究所(PHP新書)、2006年
存在の大地』(共著)、真宗大谷派宗務所出版部、2006年
生きる意味』岩波書店、2005年
がんばれ仏教!』日本放送出版協会(NHKブックス)、2004年
悪魔祓い』講談社(講談社+α文庫)、2000年 ※『スリランカの悪魔祓い』の改題・改編書
豊かな社会の透明な家族』法蔵館、1998年
日本型システムの終焉』法蔵館、1998年
宗教クライシス』岩波書店、1995年
覚醒のネットワーク』カタツムリ社、1989年(1997年・講談社+α文庫)

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