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「日本という方法」いま日本は混迷し、混濁し、混乱している。ナショナル・インタレストを見失ってもいるが、そもそもの思考力や歴史観も動揺したままだ。私はこのような時期には「日本という方法」を問うべきだと思う。グローバリズムかローカリズムかという見方を捨て、日本に内在してきた持続可能な「方法」に着目すべきなのである。その特徴はデュアル・スタンダードにひそむ。その例示をしながら、大胆な提案をしてみたい。
『自然学曼陀羅』工作舎、1979年(1991年・新版)『空海の夢』春秋社、1984年(2005年・新版)『遊学』大和書房、1986年 (2003年・中公文庫(1・2))『情報と文化』NTT出版(1986年)『遊行の博物学』春秋社、1987年(2000年・新版)『ルナティックス』筑摩書房、1993年 ※斎藤緑雨賞 (2005年・中公文庫)『外は、良寛。』芸術新聞社、1993年『花鳥風月の科学』淡交社、1994年 (2004年・中公文庫)『フラジャイル』筑摩書房、1995年 (2005年・ちくま学芸文庫)『背中のない日本-孤客記』作品社、1995年『知の編集工学』朝日新聞社、1996年 (2001年・朝日文庫)『情報の歴史を読む』NTT出版、1997年『日本流』朝日新聞社、2000年 『日本数寄』春秋社、2000年 『山水思想』五月書房、2003年(2008年・ちくま学芸文庫)『日本という方法』NHK出版、2006年 『松岡正剛 千夜千冊』求龍堂、2006年『17歳のための世界と日本の見方』春秋社、2006年 『ちょっと本気な千夜千冊虎の巻』求龍堂、2007年『誰も知らない世界と日本のまちがい』春秋社、2007年『脳と日本人』 (茂木健一郎との対談)、文藝春秋、2007年 『私のこだわり人物伝』(共著)、日本放送出版協会、2008年ほか多数
『日本という方法』松岡正剛著、NHK出版、2006年『誰も知らない世界と日本のまちがい』松岡正剛著、春秋社、2007年
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya.html ( 松岡正剛・千夜千冊 )
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