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講師紹介

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冨山 和彦

講演日 2005/11/22 (火)

冨山 和彦
トヤマ カズヒコ

株式会社産業再生機構 代表取締役専務

講師略歴

1960年   生まれ
1984年   司法試験合格
1985年   東京大学法学部卒
1992年   米スタンフォード大学経営学修士、公共政策課程修了
1985年   (株)ボストンコンサルティンググループ入社
1986年   (株)コーポレイトディレクション設立に参画
2001年   コーポレイトディレクション社長
2003年   産業再生機構代表取締役専務(COO)

前職より幅広い産業分野にわたり、戦略立案やその実行支援に関わる
旧日本リースなど大規模な破綻企業の再生からアキヤマ印刷機といった中堅メーカーの再生支援
まで、事業再生にも多くの経験を有している
2003年4月に現職に就任
ダイエーなどの大型案件から温泉旅館や地場伝統産業まで、様々なタイプの企業再生に取り組む
産業再生機構において実務部隊を取り仕切る業務執行最高責任者(COO)
日本の事業再生分野に早くから関わり、いくつもの企業再生を肌で感じている
「日本経済の力の源は現場力」を自論に、その現場力をまとめあげるリーダー層への熱い提言を
続けている

講演内容

「産業再生2年間の軌跡と今後の展望」

会社も金融機関も、30年以上にわたる空前の繁栄の方程式にいつのまにか縛られていた。この2年間
の様々な出来事、その中には摩擦や軋轢も少なくなかったが、その実相は、かつて非常に有効に機能
したが、今や有効性を失ってしまった金融と経営の方法論と決別するために、機構の案件に関わった
全ての人々が20世紀の亡霊と戦う軋みだったように思う。
21世紀型事業再生とは、競争市場や事業経済性の現実を直視し、経営者や従業員といった経営実態を
よく見て、将来の事業存続に必要なことは一切聖域を作らず、真摯に改革、改善していくことである。
新しい21世紀の日本の固有解を創造しうるか否か、今、私達はその境目にいる。

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