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講師紹介

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延岡 健太郎

講演日 2004/05/19 (水)

延岡 健太郎
ノベオカ ケンタロウ

神戸大学経済経営研究所 教授

講師略歴

1959年     生まれ
1981年     大阪大学工学部精密工学科卒業
          自動車会社で8年間商品戦略の企画推進を担当
1988年     マサチューセッツ工科大学(MIT)で経営学修士号
1993年     経営学博士号取得
1994年     神戸大学経済経営研究所助教授
1999年     同教授
2000年~    経済産業研究所ファカルティフェロー兼務

専攻は経営戦略、組織マネジメント、企業間ネットワーク、製品開発、テクノロジーマネジメント(MOT)

講演内容

「価値創造競争の変化と戦略・組織マネジメント」

日本の製造企業の業績は上向になっているが、国際的に見ると利益の点で価値創造が十分にできて
いるとはいえない。自動車の製品開発のような複雑な組織マネジメントや作りこみが必要なもの創り
では、相変わらず世界をリードしている。一方で、PCのようにオープンなビジネスモデルが必要な
産業では、戦略的な能力が重要になり、日本企業は業績が良くない。このような環境下、日本の製造
企業が取るべき政策を提言する。

主要著書

マルチプロジェクト戦略−ポストリーンの製品開発マネジメント』有斐閣、1996年
『Thinking Beyond Lean』The Free Press,1998年(韓国語・仏語への翻訳書、2000年)
製品開発の知識』日本経済新聞社、2002年

"Creating and Managing A High Performance Knowledge-Sharing Network:The Toyota Case"『Strategic
  Management Journal』21:345_367.2000
"The Influence of Customer Scope on Supplier Learning and Performance in the Japanese Automobile
  Industry"『Journal of International Business Studies』Vol.33.717_736.2002
「日本企業の戦略的意思決定能力と競争力」『一橋ビジネスレビュー』2002年夏号 50巻(1号)、東洋経済新報社
「ネットワーク信頼の構築:トヨタ自動車の組織間学習システム」(共著)、『一橋ビジネスレビュー』2002年冬号
  50巻(3号)、東洋経済新報社

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