夕学五十講

講師紹介

山根 節
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講演日 2001/09/18 (火)
慶應義塾大学大学院経営管理研究科・ビジネススクール教授

講師略歴

1973年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業
1974年公認会計士第2次試験合格
同時に監査法人サンワ事務所(現・監査法人トーマツ)入社
1977年公認会計士資格取得
1980年慶應義塾大学・大学院経営管理研究科入学
(92年同修士課程修了)
コンサルティング会社(東京メトロポリタン・
コンサルティング・グループ株式会社)を設立して代表となり、
様々な業種業態の企業のコンサルティングに携わる
(大学院の期間を除き、実務経験18年間)
1994年慶應義塾大学・大学院経営管理研究科助教授となる
慶應義塾大学・商学研究科後期博士過程入学
1997年同博士課程修了
1997~98年米国スタンフォード大学客員研究員
1999年商学博士(甲第1767号)を授与される(9月28日)
2001年教授就任、現在にいたる


講演内容

「『遊び』が生む現代ヒット戦略
  ~エンタテインメント・ビジネスから、シリコンバレー・ビジネスから~」


わが国でヒットしているほとんどの製品やサービスは、実は「遊び、楽しむ」商品であるといって過言ではない。好業績ランキングに名を連ねている企業も、外見はともかく、実はエンタテインメント・ビジネスをしている企業といって良い。
携帯電話ももともとは「渋谷の中高生のオモチャ」から普及した。株式時価総額日本一企業NTTドコモは、渋谷の中高生が育てた企業である。ソニーやホンダはエンタテインメント・ロボットに次の時代をかけている。セブンイレブンやユニクロは、エンタテインメント・ショッピングを提供している。製薬業界が今注目している「生活改善薬」、例えばリアップやバイアグラは、生活を楽しむための薬である。
エンタテインメントをモノにできない企業は、これからのビジネスは築けないといえる。
そしてエンタテインメント・ビジネスのメカニズムは、アメリカ経済を牽引したシリコンバレーのビジネスモデルと共通する。


主要著書

<著書>

  • 『ビジネス・アカウンティング』中央経済社、2001

  • 『エンタテインメント発想の経営学』ダイヤモンド、2001

  • 『アントルプレナー創造』共著、生産性出版、2001

  • 『マルチメディア管理会計』小林 啓孝との共著、 中央経済社、1996

  • 『「日経ビジネス」で学ぶ経営戦略の考え方』共著、日本経済新聞社、1993


  • <論文>
  • 『ソフトウェアの管理会計』慶應経営論集 第13巻第3号, 1996

  • 『ソフトウェア管理会計の意義と課題』原価計算研究 第21巻第2号, 1997
    その他

  • 推薦図書

  • 『エンタテインメント発想の経営学』山根 節、ダイヤモンド社、2001年