夕学五十講

講師紹介

川勝 平太
かわかつ へいた
講演日 2004/05/18 (火)
国際日本文化研究センター 教授

講師略歴

1948年     京都生まれ
          オックスフォード大学哲学博士
          早稲田大学政治経済学部教授を経て
1998年     国際日本文化研究センター教授

故小渕首相主宰「21世紀日本の構想」懇談会の中心メンバー、国土審議会委員
専門は比較経済史

歴史の大きな枠組みについて常識を覆す斬新な「文明の海洋史観」を提唱し、注目を集める。21世紀の
日本文明にふさわしいビジョンとして「富国有徳論」を唱え、美しい国土を持つ世界に誇りうる日本列島、
庭園の島(ガーデンアイランズ)構想を提唱している

近著に「文明の海洋史観」(中公叢書、読売論檀賞)、「『美の文明』をつくる」(ちくま新書)など

講演内容

「“力の文明”から“美の文明”へ~経済史的接近~」

歴史には岐路がある。明治維新(とくに明治六年の政変)が岐路であったように、現代も岐路である。
「力の文明(アメリカ)」につくか、日本が独自の文明をきずくかの岐路にあるといってよいだろう。
「物産複合」「海洋史観」などの独自の視点から、経済がなぜダイナミックに変化するのかを解き明かし、
「美の文明」に基づいた未来戦略を述べる。


主要著書

日本文明と近代西洋』日本放送出版協会(NHKブックス)、1991年
文明の海へ』ダイヤモンド社、1999年
富国有徳論』中央公論新社(中公文庫)、2000年
海洋連邦論』PHP研究所、2001年
敵を作る文明 和をなす文明』(共著)、PHP研究所、2003年

■講師著書一覧


推薦図書

文明の海洋史観』川勝平太著、中央公論社、1997年
経済史入門』川勝平太著、日本経済新聞社(日経文庫)、2003年