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講師紹介

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手嶋 龍一

講演日 2007/05/15 (火)

手嶋 龍一
テシマ リュウイチ

外交ジャーナリスト、作家

講師略歴

NHKワシントン特派員として冷戦終焉に立会い、『たそがれゆく日米同盟~ニッポンFSXを撃て~』『外交敗戦
~130億ドルは砂に消えた』(いずれも新潮文庫)を執筆
これらのノンフィクションが注目され、ハーヴァード大学国際問題研究所にシニア・フェローとして招聘される

その後、ドイツのボン支局長、ワシントン支局長を経て、2005年独立
翌2006年に上梓したドキュメント・ノベル『ウルトラ・ダラー』(新潮社)がベストセラーに

同年11月には『ライオンと蜘蛛の巣』と佐藤優氏との対論を記した『インテリジェンス 武器なき戦争』
(いずれも幻冬舎)の2冊が発刊された
『インテリジェンス 武器なき戦争』は、発刊2ヶ月足らずで発行部数23万部のベストセラーに
「対談本は売れない」という出版業界のジンクスを打ち破る

2007年4月 慶應義塾システムデザイン・マネジメント研究センター、大学院システムデザイン・マネジメント研究科
        (2008年4月開設予定)教授に就任

講演内容

「インテリジェンス戦略とは何か」

インテリジェンスとは、膨大な情報から真に価値あるものを選り抜き、評価し、国家の指導部の舵取りに役立てる
ものをいう。日本は、インテリジェンスの分野では、潜在的に高い能力を持っている。明治期には、日清、日露という
戦争を経験する一方、外交面では高度なインテリジェンスを保持していた。だが、戦後、安全保障の多くを安易に
米国に依存したために、その能力を摩滅させていた。こうしたなかで、日本版「NSC(国家安全保障会議)」創設に
向けて動き始めている。真に国家の安全保障に役立つインテリジェンスのあり方とは何か、そうしたインテリジェンス
を担う人材をどのようにして育てていくかを考える。

主要著書

ウルトラ・ダラー』新潮社、 2006年
たそがれゆく日米同盟~ニッポンFSXを撃て~』(『ニッポンFSXを撃て』改題書 )、新潮社(新潮文庫)、2006年
外交敗戦~130億ドルは砂に消えた~』(『一九九一年 日本の敗北』改題書)、新潮社(新潮文庫)、2006年
インテリジェンス 武器なき戦争』幻冬舎(幻冬舎新書)、2006年
ライオンと蜘蛛の巣』幻冬舎、2006年

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