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講師紹介

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稲蔭 正彦

講演日 2006/12/05 (火)

稲蔭 正彦
イナカゲ マサヒコ

慶應義塾大学環境情報学部 教授

講師略歴

1960年   生まれ
        オベルリン大学で経済専攻、カリフォルニア芸術工芸大学大学院ビデオアート修了
        MITメディアラボに在籍し、アーティストのためのCGツールを研究・開発

現在はデジタルアーティスト、プロデューサーとしてSIGGRAPHほかで多数の作品を発表、日本で初めて
ハリウッド映画「Spawn」のデジタルエフェクト制作を日本で制作し、国際的に活動している
メディア・スタジオ株式会社代表取締役および、アメリカCyberAgenzのpresident/CEO

〔主な作品〕
平面作品 ”Relations” SIGGRAPH95 Art Show 入選(アメリカ)
アニメーション作品 ”Continuum” SIGGRAPH95 Electronic Theater 入選(アメリカ)
アニメーション作品 ”Reflections” Ciber@RT96 入選(スペイン)
アニメーション作品 ”Phantom” SIGGRAPH97 Screening Room 入選(アメリカ)
アニメーション作品 ”Labyrinth” SIGGRAPH98 SIGGRAPH TV 入選(アメリカ)
平面作品 ”Tangled” SIGGRAPH99 Art Show 入選(アメリカ)
平面作品 ”Conscious” SIGGRAPH02 Art Show 入選(アメリカ) 他

〔主な映画作品〕
1997年 ハリウッド劇場映画 ”SPAWN” (米国 New Line Cinema) デジタル・エフェクト
1999年 NHKハイビジョン作品「天国への階段」CG監修
      (1999年「アジア・テレビジョン・アウォード」最先端番組部門グランプリ、2000年「ハイビジョン国際
      映像祭」エンターテイメント部門最優賞(アストロラビウム賞))
2002年 「The Day I Was Born」Executive Producer(2002年カンヌ国際映画祭批評家週間招待作品)
2002年 「Magick Lesson」共同監督(2002年Palm Springs国際短編映画際入選) 他

講演内容

「デジタルエンタテイメントのソフトパワー」

感動と経験は、21世紀の文化創造社会において重要なキーワードである。デジタルエンタテイメントの
研究領域は、先端デジタル技術を駆使して、感動と経験をデザインする研究であり、娯楽としての
エンタテイメントにはとどまらず、ライフスタイル、ワークスタイルの提案につながる研究である。
本講義では、国内外のデジタルエンタテイメントの事例を紹介しながら、デジタルエンタテイメントの
ソフトパワーを解き明かす。

主要著書

マルチメディアの冒険』オーム社、1994年
コンピュータ・グラフィックス・アート』(共著)、パーソナルメディア、1988年
" Three Dimensional Mosaic Generations" CG International 94、 "Volume Tracing Mirage Effects"
 CG International 95、他

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