夕学五十講

講師紹介

小幡 績
おばた せき
講演日 2006/11/16 (木)
慶應義塾大学大学院経営管理研究科・ビジネススクール 助教授

講師略歴

1992年      東京大学経済学部卒、大蔵省(現財務省)入省、
1999年      退職
2000年      IMFサマーインターン
2001年~03年  一橋経済研究所専任講師
2001年      ハーバード大学経済学博士(Ph.D.)
現在        慶應義塾大学大学院経営管理研究学科(慶應ビジネススクール)助教授

講演内容

「ネット株取引の心理学~行動ファイナンスで読み解く個人投資家行動~」

これまで、経済学におけるファイナンス理論では、現実の株式市場の動きはほとんど説明できませんでした。
そこへ登場したのが行動ファイナンスです。行動ファイナンスは、投資の主体である人間をファイナンス理論
の枠組みに呼び戻すことにより、ファイナンス理論に命を吹き込んだと言えます。この行動ファイナンスの
フレームワークで株式市場を観察すると、今まで不思議に思っていた株式市場のなぞの背景が見えてきます。
昨今のデイトレードの流行など株式市場の現在の動きの背景を読み解き、株式市場、投資の本質に迫ります。
個人の株式投資にも役立つように、そして、現状の新しい株式投資手法を観察、分析してみたい、という
知的好奇心も満たせるように頑張ってお話したいと思います。


主要著書

ネット株の心理学』毎日コミュニケーションズ(Mycom新書)、2006年
「行動ファイナンスの理論的本質―アノマリーの分析でも投資家心理学でもない行動ファイナンス:
 ファイナンス理論の新体系」『証券アナリストジャーナル』、2006年2月
「伝統的ファイナンス理論からの決別」『フィナンシャルレビュー』第70号、2004年3月
「メインバンク・ガバナンスと「追い貸し」」『経済研究』第56巻第2号、2005年4月(坂井功治氏との共著)
「東アジアにおける企業グループ・財務危機・投資家保護」『コーポレート・ガバナンスの経済分析』
 花崎正晴・寺西重郎編、東京大学出版会、2003年


推薦図書

ネット株の心理学』小幡績著、毎日コミュニケーションズ(Mycom新書)、2006年
"Inefficient Market" Andrei Shleifer、 Oxford University Press 2000 (邦訳:『金融バブルの経済学
 アンドレイ・シュレイファー著、兼広崇明訳、東洋経済新報社、2001年)


推薦サイト

http://sekiobata.com/ ( sekiobata.com )