講師紹介
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講師略歴
1960年京都市に生まれる。洛星高等学校卒業。大阪大学大学院博士課程単位取得満期退学。1991年までミュンヘン大学およびフライブルク大学に留学。大阪大学文学部音楽学研究室助手、神戸大学発達科学部助教授を経て、現在、京都大学人文科学研究所教授、文学博士。専門は西洋音楽史、とりわけ19世紀から20世紀初頭のオペラおよびピアノ曲。近年は第一次世界大戦と音楽および1970年代の音楽、ジャズの研究も行っている。音楽批評(朝日新聞)やレクチャーコンサートの企画(京都府民ホールアルティ、いずみホールなど)もしている。2001年『オペラの運命』でサントリー学芸賞受賞、2009年『ピアニストになりたい!』で芸術選奨新人賞、『音楽の聴き方』で吉田秀和賞受賞。2021年『音楽の危機 《第九》が歌えなくなった日』(中央公論新社(中公新書)2020年)で第20回小林秀雄賞受賞。
講演内容
「これからの音楽とピアノについて考える」
※本講演は講演を含む対談90分・質疑応答30分の構成です。
■対談のお相手
仲道 郁代氏(ピアニスト)
「クロシングでの視聴はこちら」
※本講演は終了していますが、過去開催の「夕学講演会」約140本を、オンデマンド視聴可能な「クロシング(夕学アーカイブ)」より全編ご視聴いただけます。
(お申込み後、7日間無料体験いただけます。なお、ご視聴には会員情報登録(クレジットカード登録含む)及び初期設定が必要です。)
主要著書
『〈バラの騎士〉の夢 リヒャルト・シュトラウスとオペラの変容』 春秋社、1998年『オペラの運命 十九世紀を魅了した「一夜の夢」』中央公論新社(中公新書)、2001年
『シャンドール ピアノ教本 身体・音・表現』(翻訳)、春秋社、2005年
『西洋音楽史 「クラシック」の黄昏』中央公論新社(中公新書)、2005年
『恋愛哲学者 モーツァルト』 新潮社(新潮選書)、2008年
『ピアニストになりたい! 19世紀 もうひとつの音楽史』春秋社、2008年
『音楽の聴き方 聴く型と趣味を語る言葉』中央公論新社(中公新書)、2009年
『「クラシック音楽」はいつ終わったのか? 音楽史における第一次世界大戦の前後』 人文書院、2010年
『楽都ウィーンの光と陰 比類なきオーケストラのたどった道』小学館、2012年
『オペラの終焉 リヒャルト・シュトラウスと〈バラの騎士〉の夢』筑摩書房(ちくま学芸文庫)、2013年
『西洋音楽史』放送大学教育振興会(放送大学教材)、2013年
『リヒャルト・シュトラウス』音楽之友社(作曲家・人と作品シリーズ)、2014年
『すごいジャズには理由(ワケ)がある 音楽学者とジャズ・ピアニストの対話』(共著)、アルテスパブリッシング、2014年
『メロドラマ・オペラのヒロインたち』小学館、2015年
『クラシック音楽とは何か』小学館、2017年
『音楽と出会う 21世紀的つきあい方』世界思想社(教養みらい選書)、2019年
『われわれはどんな「世界」を生きているのか 来るべき人文学のために』(共編)、ナカニシヤ出版、2019年
『よみがえる天才3 モーツァルト』筑摩書房(ちくまプリマー新書)、2020年
『音楽の危機 《第九》が歌えなくなった日』中央公論新社(中公新書)、2020年
『図鑑 世界の作曲家 中世から現代まで』(監修)、東京書籍、2021年
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