講師紹介
このページを印刷
講師略歴
1961年、東京生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。千葉大学その他の非常勤講師、防衛省防衛研究所講師、国立昭和館運営専門委員等を経て、著述業。『独ソ戦』(岩波新書)で新書大賞2020大賞を受賞。
主な著書に『「砂漠の狐」ロンメル』(角川新書)、『ドイツ軍事史』(作品社)、訳書に『「砂漠の狐」回想録』『マンシュタイン元帥自伝』(以上、作品社)など多数。
Twitter : @akagitsuyoshi
講演内容
「知られざる惨禍 独ソ戦とロシアの歴史認識」
独ソ戦は人類史上最大最悪の戦争といえるが、日本では、その実情が充分に知られているとはいえなかった。冷戦下の政治・社会事情ゆえ、また、ヨーロッパの第二次世界大戦に関する情報源の多くが主として英語によるものだったためである。しかし、独ソ戦をいかに解釈し、認識するかは、今日の現実政治においてもアクチュアルな問題だ。本講演では、独ソ戦概史のわかりやすい解説に努め、その現代的理解に資することを心がけたい。「クロシングでの視聴はこちら」
※本講演は終了していますが、過去開催の「夕学講演会」約140本を、オンデマンド視聴可能な「クロシング(夕学アーカイブ)」より全編ご視聴いただけます。
(お申込み後、7日間無料体験いただけます。なお、ご視聴には会員情報登録(クレジットカード登録含む)及び初期設定が必要です。)
主要著書
『ドイツ軍事史 その虚像と実像』作品社、2016年『第二次大戦の<分岐点>』作品社、2016年
『灰緑色の戦史 ドイツ国防軍の興亡』作品社、2017年
『「砂漠の狐」ロンメル ヒトラーの将軍の栄光と悲惨』KADOKAWA(角川新書)、2019年
『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』岩波書店(岩波新書)、2019年
『戦車将軍グデーリアン 「電撃戦」を演出した男』KADOKAWA(角川新書)、2020年
『帝国軍人 公文書、私文書、オーラルヒストリーからみる』(共著)、KADOKAWA(角川新書)、2020年
『「太平洋の巨鷲」山本五十六 用兵思想からみた真価』KADOKAWA(角川新書)、2021年
(訳書)
『ヒトラーの元帥 マンシュタイン(上・下)』(訳)、マンゴウ・メルヴィン著、白水社、2016年
『「砂漠の狐」回想録 アフリカ戦線1941~43』(訳)、エルヴィン・ロンメル著、作品社、2017年
『マンシュタイン元帥自伝 軍人の生涯より』(訳)、エーリヒ・フォン・マンシュタイン著、作品社、2018年
『ドイツ装甲部隊史 1916-1945』(訳)、ヴァルター・ネーリング著、作品社、2018年
『クルスクの戦い 1943 第二次世界大戦最大の会戦』(訳)、ローマン・テッペル著、中央公論新社、2020年
(監修)
『ドイツ装甲師団』(監修)、加登川幸太郎訳、ケネス・マクセイ著、 並木書房、 2000年
このページを印刷