夕学五十講

講師紹介

斎藤 幸平
さいとう こうへい
講演日 2021/06/18 (金)
大阪市立大学大学院経済学研究科 准教授

講師略歴

1987年生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。Karl Marx's Ecosocialism: Capital, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy (邦訳『大洪水の前に』堀之内出版)によって権威ある「ドイッチャー記念賞」を日本人初、歴代最年少で受賞。同書は世界六カ国で翻訳刊行されている。日本国内では、晩期マルクスをめぐる先駆的な研究によって「学術振興会賞」受賞。30万部を超えるベストセラー『人新世の「資本論」』(集英社新書)で「新書大賞2021」を受賞。

Twitter : @koheisaito0131

講演内容

「人新世の危機とSDGsというアヘン」

SDGs という言葉が魔法のようにあらゆるところで唱えられている。だが、迫りくる人新世の気候危機を前に、より大胆なアイデアが必要ではないだろうか。事実、格差が広がり、地球環境が悪化の一途をたどっているにもかかわらず、「経済か、命か」という誤った二項対立が、私たちの思考を狭めている。かつてローマクラブは「成長の限界」を謳った。だが、資本主義に、「成長の限界」など存在しない。資本主義は、SDGsさえも金儲けの道具にするだろう。今、真に必要なのは、脱成長社会である。みなが豊かになる、より良い未来への扉は今こそ開かれている。

※本講演の開催日は、4月28日(水)から変更になりました(4/21更新)

見逃し配信スケジュール ※本講演を予約された方のみ
2021年6月25日(金)0:00 ~ 7月8日(木)23:59
視聴方法は受講券を購入された方のご登録メールアドレス宛に、見逃し配信開始日の2営業日前にメールでご案内します。
※講演開催日変更に伴い、見逃し配信期間は、2021年5月14日(金)0:00 ~5月16日(日)23:59 から変更になりました(4/21更新)

ライブ配信による受講をご希望の方は
ファシオ社運営の夕学オンラインで視聴権の購入が必要です。
夕学オンラインで視聴権を購入された場合、丸ビルホールでの受講はできませんのでご注意ください。夕学オンラインのご利用に際しては、夕学五十講との違いを必ずご確認の上でご購入ください。

夕学オンラインへのお申込みはこちら


主要著書

大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝』堀之内出版(Νuξ叢書)、2019年
資本主義の終わりか、人間の終焉か? 未来への大分岐』(編著)、集英社(集英社新書)、2019年
人新世の「資本論」』集英社(集英社新書)、2020年
カール・マルクス『資本論』』 NHK出版(NHK 100分 de 名著)、2020年