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講師紹介

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岡本 隆司

講演日 2020/12/04 (金)

岡本 隆司
オカモト タカシ

京都府立大学 教授

講師略歴

1965年、京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。中国近代史研究者。
現在、京都府立大学文学部教授。
著書は『近代中国と海関』(第16回大平正芳記念賞受賞、名古屋大学出版会、1999年)、『属国と自主のあいだ―近代清韓関係と東アジアの命運』(第27回サントリー学芸賞受賞、名古屋大学出版会、2004年)、『中国の誕生―東アジアの近代外交と国家形成』(第12回樫山純三賞受賞、第29回アジア・太平洋賞特別賞受賞、名古屋大学出版会、2017年)他多数。

講演内容

「歴史から読み解く現代中国」

一衣帯水の中国。世界の大国・中国。日本人にとって圧倒的な存在感と重要性をもつ中国は、最も身近にありながら、それでも最も理解しがたい存在です。それだけに世上の関心も高く、中国報道は数多いですし、関連の書籍・セミナーなども決して少なくありません。しかしそんな巷に溢れる情報だけで、目前の謎が納得できるでしょうか。今回の『夕学五十講』では、従前の切り口とは一線を画し、時空をこえて、過去の中国のありようをさぐってみたいと思います。歴史は人でいえば履歴書、対象を知る有効な手段です。中国の歴史を学ぶことで、現代世界を知る一助になればと思います。

クロシングでの視聴はこちら
※本講演は終了していますが、過去開催の「夕学講演会」約140本を、オンデマンド視聴可能な「クロシング(夕学アーカイブ)」より全編ご視聴いただけます。
(お申込み後、7日間無料体験いただけます。なお、ご視聴には会員情報登録(クレジットカード登録含む)及び初期設定が必要です。)

主要著書

近代中国と海関』名古屋大学出版会、1999年
属国と自主のあいだ 近代清韓関係と東アジアの命運』名古屋大学出版会、2004年
馬建忠の中国近代』京都大学学術出版会、2007年
世界のなかの日清韓関係史 交隣と属国、自主と独立』講談社(講談社選書メチエ)、2008年
中国「反日」の源流』講談社(講談社選書メチエ)、2011年(2019年・ちくま学芸文庫/増補版)
李鴻章 東アジアの近代』岩波書店(岩波新書)、2011年
ラザフォード・オルコック 東アジアと大英帝国』ウェッジ(ウェッジ選書)、2012年
近代中国史』筑摩書房(ちくま新書)、2013年
袁世凱 近代中国の出発』岩波書店(岩波新書)、2015年
日中関係史 「政冷経熱」の千五百年』PHP研究所(PHP新書)、2015年
中国の誕生 東アジアの近代外交と国家形成』名古屋大学出版会、2017年
叢書 東アジアの近現代史 第1巻 清朝の興亡と中華のゆくえ 朝鮮出兵から日露戦争へ』講談社、2017年
世界史序説 アジア史から一望する』筑摩書房(ちくま新書)、2018年
近代日本の中国観 石橋湛山・内藤湖南から谷川道雄まで』講談社(講談社選書メチエ)、2018年
歴史で読む中国の不可解』日本経済新聞出版社(日経プレミアシリーズ)、2018年
腐敗と格差の中国史』NHK出版(NHK出版新書)、2019年
世界史とつなげて学ぶ 中国全史』東洋経済新報社、2019年
君主号の世界史』新潮社(新潮新書)、2019年
東アジアの論理 日中韓の歴史から解き明かす』中央公論新社(中公新書)2020年
「中国」の形成 現代への展望』岩波書店(岩波新書/シリーズ 中国の歴史 5)、2020年
教養としての「中国史」の読み方』 PHP研究所、2020年

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