夕学五十講

講師紹介

細谷 雄一
ほそや ゆういち
講演日 2020/07/21 (火)
慶應義塾大学法学部 教授

講師略歴

1971年千葉県生まれ。慶應義塾大学法学部教授。立教大学法学部卒業。英国バーミンガム大学大学院国際関係学修士号取得。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。博士(法学)。
北海道大学専任講師などをへて現職。
戦後国際秩序とイギリス外交』(創文社)でサントリー学芸賞、『外交による平和』(有斐閣)で政治研究櫻田會奨励賞、『倫理的な戦争』(慶應義塾大学出版会)で読売・吉野作造賞を受賞。

研究室HP : https://hosoyakeiooffice.wixsite.com/yuichihosoyaoffice
Twitter : @Yuichi_Hosoya

講演内容

「世界史からみた日本近現代史」

これまで、歴史を学ぶ際には「世界史」と「日本史」とに分かれていました。ところが、世界史の中には日本はほとんど出てこなく、また日本史の中には世界はほとんど出てきません。それでは、日本が国際社会とどのように向き合い、どのように自らのアイデンティティを育んできたのか分からないですよね。本講演では「世界史の中の日本」という視座から、日本が国際社会の中でどのような道のりを歩んできたのかを学ぶことになります。


主要著書

戦後国際秩序とイギリス外交 戦後ヨーロッパの形成、1945-51年』創文社、2001年
ヨーロッパ国際関係史』(渡邊啓貴編)、有斐閣(有斐閣アルマ)、2002年 ※第2章、第3章を担当執筆
帝国アメリカのイメージ』(押村高編)、早稲田大学出版部、2004年 ※第2章分担執筆
国際学入門』(細谷雄一・矢澤達宏編)、創文社、2004年
外交による平和 アンソニー・イーデンと二十世紀の国際政治』有斐閣、2005年
EUと市民』(田中俊郎・庄司克宏編)、慶應義塾大学出版会、2005年
イギリス外交史』(佐々木雄太・木畑洋一編)、有斐閣(有斐閣アルマ)、2005年
大英帝国の外交官』筑摩書房、2005年
ロイヤル・ネイヴィーとパクス・ブリタニカ』(田所昌幸編)、有斐閣、2006年
外交 多文明時代の対話と交渉』有斐閣、2007年
倫理的な戦争 トニー・ブレアの栄光と挫折』慶應義塾大学出版会、2009年
イギリスとヨーロッパ 孤立と統合の二百年』(編著)、勁草書房、2009年
国際秩序 18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ』中央公論新社、2012年
グローバル・ガバナンスと日本 歴史のなかの日本政治4』(北岡伸一監修・細谷雄一編)、中央公論新社、2013年
歴史認識とは何か 日露戦争からアジア太平洋戦争まで 【戦後史の解放I】』新潮社(新潮選書)、2015年
戦後アジア・ヨーロッパ関係史 冷戦・脱植民地化・地域主義』(細谷雄一編)、慶應義塾大学出版会、2015年
安保論争』筑摩書房(ちくま新書)、2016年
アメリカとイギリス 世界秩序を築いた四百年』(君塚直隆・細谷雄一・永野隆行編)、勁草書房、2016年
迷走するイギリス EU離脱と欧州の危機』慶應義塾大学出版会、2016年
戦後日本の歴史認識』(五百旗頭薫・小宮一夫・細谷雄一・宮城大蔵・東京財団政治外交検証研究会編)、東京大学出版会、2017年
戦後史の解放Ⅱ 自主独立とは何か 前編:敗戦から日本国憲法制定まで』新潮社(新潮選書)、2018年
戦後史の解放Ⅱ 自主独立とは何か 後編:冷戦開始から講和条約まで』新潮社(新潮選書)、2018年
戦後国際関係史:二極化世界から混迷の時代へ』(モーリス・ヴァイス著・細谷雄一・宮下雄一郎監訳)、慶應義塾大学出版会、2018年
新しい地政学』(北岡伸一・細谷雄一編)、東洋経済新報社、2020年
国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ――藤井宏昭外交回想録』(共編)、吉田書店、2020年

Yuichi Hosoya, Security Politics in Japan: Legislation for a New Security Environment, translated by Tara Cannon (Japan Publishing Industry Foundation for Culture, 2019).