講師紹介
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講師略歴
1983年京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。同大学院政策・メディア研究科修士課程修了。同大学院政策・メディア研究科後期博士課程単位取得退学。2014年に慶應義塾大学にて、博士(政策・メディア)取得。
同大学院政策・メディア研究科助教(有期・研究奨励Ⅱ)、(独)中小機構経営支援情報センターリサーチャー、東洋大学、学習院大学、デジタルハリウッド大学大学院非常勤講師、立命館大大学院特別招聘准教授等を経て、2015年9月より東京工業大学大学マネジメントセンター准教授。
2016年4月より東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授(現職)。
Blog : https://ryosukenishida.blogspot.com/
Twitter : @Ryosuke_Nishida
Facebook : https://www.facebook.com/nishida.ryosuke.1
講演内容
「ソーシャルメディア時代の政治と民主主義~その現状と課題~」
ソーシャルメディアがテキスト中心の時代から、画像や動画を中心としたトレンドに移行しつつある。情報収集や発信に際して、もはやソーシャルメディアは看過できない存在になった。政治も例外ではない。選挙運動や政治活動において、民間並みのキャンペーンやPR手法を取り入れようとしている。
しかし人々と社会の脊髄反射的反応や誘発の促進や、実態と表層の乖離など、様々な問題を招いている。
世界に目を向ければ、シャープパワーなど新しい介入やポピュリズムの問題が生じている。
こうした状況を踏まえながら、密接に生活に連関しながらも、普段あまり意識されないソーシャルメディアと政治、選挙、民主主義の諸問題の日本的状況を概観し、参加者と共有する。
主要著書
(単著)『「言葉」で読み解く平成政治史』千倉書房、2019年
『情報武装する政治』KADOKAWA、2018年
『なぜ政治はわかりにくいのか: 社会と民主主義をとらえなおす』春秋社、2018年
『不寛容の本質 なぜ若者を理解できないのか、なぜ年長者を許せないのか』経済界(経済界新書)、2017年
『マーケティング化する民主主義』イースト・プレス(イースト新書)、2016年
『メディアと自民党』角川書店(角川新書)、2015年 ※2016年社会情報学会優秀文献賞受賞
『ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容』東洋経済新報社、2013年
『ネット選挙とデジタル・デモクラシー』NHK出版、2013年
(編著・共著等)
『民意のはかり方: 「世論調査×民主主義」を考える』(共著)、法律文化社、2018年
『シンプルな政府』(解説)、NTT出版、2017年
『民主主義 〈一九四八‐五三〉中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版』(編)、幻冬舎(幻冬舎新書)、2016年
『無業社会 働くことができない若者たちの未来』(共著)、朝日新聞出版(朝日新書)、2014年
『「統治」を創造する』(共編著)、春秋社、2011年
『大震災後の社会学』(共著)、講談社(講談社現代新書)、2011年 ほか多数。
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