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講師紹介

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里中 満智子

講演日 2019/12/10 (火)

里中 満智子
サトナカ マチコ

マンガ家
大阪芸術大学キャラクター造形学科 学科長

講師略歴

1948年 大阪市に生まれる。
1964年、高校2年生の時に『ピアの肖像』で第1回講談社新人漫画賞受賞、そのままプロデビューする。
1974年 『あした輝く』『姫が行く!』で講談社出版文化賞を受賞。
1982年 『狩人の星座』講談社漫画賞を受賞。
2006年に全作品及び文化活動に対して文部科学大臣賞を受賞。
2010年 文化庁長官表彰受賞。
2013年 『マンガ古典文学 古事記』古事記出版大賞太安万侶賞受賞。
2014年 外務大臣表彰受賞。
2018年 文化庁創立50周年記念表彰。

50余年に渡り500タイトル近くの作品を描き、子供ものから大人ものまで幅広い作品を発表している。歴史を扱った作品も多く、持統天皇を主人公とした『天上の虹』は32年かけて完結した。(2015年3月発売)
代表作は他に『アリエスの乙女たち』『あすなろ坂』『海のオーロラ』『女帝の手記』『長屋王残照記』『アトンの娘』『マンガギリシア神話』『旧約聖書』『古事記』など多数。

大阪芸術大学キャラクター造形学科学科長 / (公財)日本漫画家協会理事長 / (一社)マンガジャパン代表 / NPOアジアMANGAサミット運営本部代表 / 外務省国際漫画賞審査委員長 / 手塚治虫文化賞選考委員 / 文化庁古墳壁画の保存活用に関する検討委員 / 文化庁日本遺産審査委員会委員 / (公財)古都飛鳥保存財団理事 、 他多数。

里中満智子 公式Blog : http://satonakamachiko.blog.fc2.com/

講演内容

「万葉に輝いた女性達」

ひと口に「昔の日本は男社会であり、女性の地位は無いに等しかった」というように言われていますが、それは武家社会のイメージが強く残っているせいではないでしょうか。武士が政治を行う時代以前、特に古代から奈良時代にかけては女性の能力が当然のように生かされていた時代です。個人財産をもち、相続権もあり、後の武家社会と違って、離婚、再婚も珍しいことではありませんでした。古代を振り返る事で本来の日本女性の力が見えてきます。

主要著書

古事記(上下巻)』小学館(小学館文庫―マンガ古典文学)、2019年
かたづの!』(原作:中島京子)、集英社、2019年

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