夕学五十講

講師紹介

角幡 唯介
かくはた ゆうすけ
講演日 2019/12/05 (木)
作家・探検家

講師略歴

1976年北海道生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。同大探検部OB。
朝日新聞記者を経て、作家・探検家に。
2002年~2003年に、長らく謎の川とされてきたツアンポー川大屈曲部の無人地帯を単独で探検、2009年~10年にも単独で踏査し、その全容を解明した。
2016年~2017年に、太陽が昇らない極夜と呼ばれる冬の北極圏を80日間にわたって単独で探検する。

2010年 『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で第8回開高健ノンフィクション賞を受賞。
2011年 『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で第42回大宅壮一ノンフィクション賞、第1回梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞。
2012年 『雪男は向こうからやってきた』で第31回新田次郎文学賞受賞、第11回新潮ドキュメント賞候補。
2013年 『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で第35回講談社ノンフィクション賞受賞。芦別市栄誉賞受賞。
2015年 『探検家の日々本本』で第69回毎日出版文化賞書評賞受賞。
2018年 『極夜行』で「Yahoo!ニュース×本屋大賞」2018年ノンフィクション本大賞、大佛次郎賞受賞。

Blog「ホトケの顔も三度まで」:https://blog.goo.ne.jp/bazoooka
Twitter :@kakuhatayusuke

講演内容

「結婚と冒険」

結婚して以来、私はことあるごとに「どうして結婚したんですか」と訊かれてきました。結婚して家庭をもつと自由が損なわれるので、冒険者が結婚するのは非合理的な選択だと多くの人は考えるようです。しかし結婚することと冒険することには意外な共通点が隠されています。「事態」という観点をキーワードに結婚と冒険の本質を分析し、人生の構造について論じます。


主要著書

川の吐息、海のため息 ルポ黒部川ダム排砂』桂書房、2006年
空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』集英社、2010年(2012年・集英社文庫)
雪男は向こうからやって来た』集英社、2011年(2013年・集英社文庫)
『探検家、36歳の憂鬱』文藝春秋、2012年(2015年・文春文庫 ※『探検家の憂鬱』に改題・増補)
アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』集英社、2012年(2014年・集英社文庫)
地図のない場所で眠りたい』(高野秀行との共著)、講談社、2014年(2016年・講談社文庫)
探検家の日々本本』幻冬舎、2015年(2017年・幻冬舎文庫)
漂流』新潮社、2016年
旅人の表現術』集英社、2016年
探検家、40歳の事情』文藝春秋、2016年
極夜行』文藝春秋、2018年
新・冒険論』集英社インターナショナル(インターナショナル新書)、2018年
極夜行前』文藝春秋、2019年